28日は、これまでの「すこやか健康フェア」の中でも、一番の出来と言えるのかなと思っています。
細かいトラブルもありましたが、何とか乗り切り、それを打ち消すほどの盛会であったと胸を張れます。
講師の伊藤節子先生、スペシャルゲストのゆうこりんさん、更に参加頂いた方々やフェアの宣伝を手伝って下さった方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。
小児科医としての修行時代に、県内の病院をいくつか回っていましたが、三条市内の病院は務めたことがなく、勝手の分からない中での開催でした。会場の「リサーチコア」も行ったことがある程度でしたが、新幹線の停まる燕三条駅から近くで、高速のインターチェンジにも近く、アクセスが良いということで、決めました。
実は、前回の長岡市での開催の時に「ハイブ長岡」を使わせて頂き、200名以上の参加がありました。今回はそれを超えたいという気持ちもあり、同じ施設内の研修会のフロアを二つまとめて借りると250名入れるという部屋に目を付けました。
何か月も前に下見をしていますが、部屋が細長くて、スクリーンも小さく、最後の席の方はスライドが見えないと判断しました。人数が入れても、それでは困ります。
今回の会場であるリサーチコア7階のマルチメディアホールは、収容が180名と目標を下回る人数しか入れませんが、さすがマルチメディアを唱うだけあってスクリーンは巨大で、スクリーンが見えないということは無縁であろうと考えました。伊藤先生の豊富なご経験から膨大なデータを披露して下さると思いましたので、スクリーンの大きさを優先した結果です。
三条市は、県内で人口の多い新潟市と長岡市の間に位置し、会場が埋まるほど集まってくれるだろうかと思っていました。私は車の運転が好きなので、隣の県でも「遠くない」と感じます。ただ、特に女性にとっては新潟市や長岡市の方でも「三条は遠い」と判断される方も少なくないと思っていました。
実際、開始が14時からでしたが、13時半の時点で数名しか来られておらず、「ちょっと厳しいかな」と正直思っていました。ただ、その後、どっと押し寄せる感じであれよあれよという間に満席となり、スタッフから「椅子が足りない」と言われてしまいました。急遽、施設の受付に電話し、補充して頂きました。
座席が180席の他、椅子を20脚足し、それでも足りず、最終的には200名以上の参加がありました。
今回、配布した伊藤先生から頂いたスライド資料は、190部用意しましたが、それでも足りなくなってしまいました。何ぶん、このイベントでかかる費用はすべて当院の持ち出しです。ふんだんにある訳ではなく、稼ぎ時という言い方は好きではありませんが、受診の多い土曜日を休診にしてまで行なっています。
資料が足りないのはどういうことかというご意見もありましたが、来年以降は、開始時に事情を話さないといけないのかなと思っています。夫婦や施設から複数人訪れている方から、申し訳ないと思いつつ返却頂き、何とかスタートしました。
当日は、NHKさんからの取材もあり、また東京から某新聞社の記者さんも参加したいという話を伺っており、メディアの力は大きいので、注目されることは有り難いことだと思います。
今回の最大のウリは、伊藤節子先生の講演ですが、二番目のウリは、新たな二つの患者会の発足でした。2人の代表から会の説明をして頂き、伊藤先生の講演会に移ります。
熱気がムンムンと伝わってきます。そもそも、すこやかフェアのポイントは普段県内では絶対に聞けないような日本の第一人者の先生の話を、県内に居ながらにして聞けることです。
伊藤先生には食物アレルギーの基礎的なことからお話し頂きました。その辺は誰が話してもそう変わらないのは事実でしょうが、伊藤先生は栄養学のプロでもあります。特に加熱すると卵や乳のアレルゲンがどう少なくなるのかという実例を挙げて、解説頂きました。この辺は、他の先生であっても追随を許さない、“伊藤先生ワールド”だったと思いますし、圧巻でした。
食物アレルギーの基礎と調理の工夫、除去ではなく食べさせることを主体においた考え方を話して頂きたいと思い、伊藤先生に来て頂いたので、こちらの要望通りの話をして頂きました。
患者会の挨拶もあり、ちょっと延長して話して頂いたこともあり、質疑応答の時間を取れなかったことは申し訳なかったと思います。ただ、その後「情報交換会」を用意していたので、そこで質問して下さるようお願いしました。ある程度時間が長くなると、どこでトイレ休憩を取るかなど、いつも難しいと思わされます。
「情報交換会」も予想を上回る人数の参加がありました。「講師を囲む会」も海鮮居酒屋で少人数入れる部屋を確保していましたが、それ以上の希望者があり、肝を冷やしました。あと、一時ゆうこりんさんが行方不明となり、こちらも心配しました(汗)。
普段は特別講演会のみですが、伊藤先生が宿泊されるとのことで、「情報交換会」と「講師を囲む会」を企画しましたが、皆さん生き生きと話をされていたのが印象的でした。
伊藤先生には燕三条駅近くのホテルを取り、私もそこに泊まりました。翌朝、先生を駅まで送り届けるまでが任務だからです。28日は伊藤先生に個人的に聞きたいこともありましたが、聞きませんでした。私が話している間、話を聞けない患者さんがいると困ると思ったからです。でも、翌朝ホテルの朝食会場などで話を伺えました。役得でしょうか?。
講演会の最後に、来年のすこやか健康フェアの講師と予定している開催地を公表しました。アンケートを見ると当然のことながら、新潟市、長岡市、そして今回会場の三条市の希望が多くなります。かといって他の地域を見捨てる訳にもいかず、来年きて下さる日本の第一人者の先生の話をどうしたら多くの方々に聞いてもらえるのか作戦を練りたいと思っています。
今年のすこやかフェアの「大、大成功」は、繰り返しになりますが、参加して下さった方、ご協力頂いた方々のお陰だと感謝しております。「すこやか健康フェア」が徐々に認知されてきた部分もあるだろうと実感できるところもあり、自信を持って来年のフェアの作戦に役立てられると考えています。


