小児科 すこやかアレルギークリニック

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早いところ復習
2013年10月01日 更新

28日、すこやか健康フェアが無事に終わりました。

またいつもの日常に戻ります。診療をし、負荷試験もし、もちろん予防接種、乳児健診をしつつ、水曜午後の講演活動もです。

来年のすこやか健康フェアも多くの方々の希望に沿えるように開催地を考えないといけませんし、食物アレルギーの対応に困っているであろう地域は県内各地にありますが、佐渡市(佐渡島のことです)も例外ではないでしょう。

お金をかけて佐渡市の各子どもを扱う施設にも案内を出しましたが、多分佐渡からの参加はなかったようです。確かに参加するには海を渡らねばならず、参加は難しいのも現実だと思っています。この辺もどうにかしたいところです。

月曜日に受診された親御さんの中で、栄養士でフェアに参加して下さった方がいらっしゃいました。

感想を伺うと、「勉強になった」ということでした。伊藤先生は栄養学のエキスパートでもあるため、相当刺激されたようで「栄養学の方も勉強し直さないと」ともおっしゃっていました。

栄養士の資格を持っていても、これまではカリキュラム上も食物アレルギーを学ぶ機会が少なかったようです。8月に僭越ながら栄養士の集まる研究会で食物アレルギーの話をさせて頂きましたが、その際、すこやか健康フェアのことも触れさせて頂きました。

そんなこともあり、実際に28日に参加して下さった栄養士の方も他にもいらっしゃり、それぞれの方々に刺激になればと思っています。

アンケートをみてみると、「少し難しかった」という意見があったのも事実です。多分、専門用語が出てきたことに由来すると思っています。

ただ、加熱すると抗原性がこんなに低下するので食べられるケースもあるなどとお話し頂いたので、傾向なり、雰囲気は伝わったと思っていますし、ご講演内容を絶賛する声の方が圧倒していました。

例えば、ハンバーグのつなぎや天ぷらを揚げる際に卵を用いるが、これは使わなくても作ることができることを話していらっしゃいましたが、確かに“卵を使うもの”という固定観念があったのだろうと思います。

パンケーキをしっかり加熱すると、これだけ抗原性を低下させられるというデータも示して頂きました。また、例えば卵入りのクッキーは、卵と小麦が含まれる訳ですが、こんな感じで卵単独の場合と、他のものと混ぜ合わせた場合では、アレルギーを起こしにくくすることのある一方で、アレルギーを起こしやすくする場合もあるそうです。アレルギーを起こしやすくなることまでは知らず、勉強になりました。

正直、スライドを見づらい位置に座っていたため、恥ずかしながら理解の足りないところもありました。読みかけだった伊藤先生の書かれた本である「乳幼児の食物アレルギー」(抗原量に基づいて『食べること』を目指す)(画像)の未読の部分を見ると、講演で使われているデータも見受けられます。

すこやか健康フェアに参加された方は、本自体が結構厚く、読み応えはありますが、復習に使えます。1冊5000円ですが、それ以上の価値があると思っています。

記憶を定着させるため、早いところ読破しなければと思っています。