日曜日は、私の唯一の息抜きの場でもあります。
最近は、水曜の午後は連日講演で県内各地を回っていますし、土曜は診療して、そのまま午後のインフルエンザの予防接種に突入します。
日曜日がリフレッシュタイムとなるのですが、明日は“大仕事”があります。
“大仕事”と言っても、市内の小学校でアレルギーの講演を依頼されているだけですが…(汗)。
自分の中で、集まってくれた親御さん達に伝えたいことが沢山あるので、それを上手に伝えられるだろうか?という心配はあります。明日は、普段話し慣れた食物アレルギーだけを話せばいいのではありません。ぜんそくもアトピー性皮膚炎も話に含むつもりです。
私の地元は、アレルギー診療を本格的にやっている小児科はないと思います。「いや、そんなことはない」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、専門医のレベルからすれば、間違いではないと思っています。
いつも言っているように、ぜんそくがぜんそくと診断されていない、アトピー性皮膚炎も乳児湿疹や乾燥肌と診断されていることが多く、“診断できない医者は、その病気に詳しくないから、治療もできない”と言われれば、反論できないと思います。
ぜんそくもアトピー性皮膚炎も、ご存知のように慢性的な経過を辿るアレルギー疾患です。それが「風邪」や「気管支炎」、「乳児湿疹」などと急性疾患と捉えられている訳ですから、大きな誤解や理解不足が産まれるのは当然のことでしょう。
慢性疾患は、すぐには治らず、「病気とつき合っていく」という側面があります。他院にかかっていて良くならず、当院に救いを求めてこられる患者さんは少なくありませんが、多くの患者さんが「治るはずが治らない」と思っていらっしゃいます。
病気の概念からして異なるため、当院に来られたからと言ってすぐに治るものではありません。ただ、ぜんそくもアトピー性皮膚炎も正しく診断し、症状にあった治療法を選ぶことで、比較的短期間で症状を抑えることは難しくありません。ただ、これにはそれなりのアレルギーに対する知識と経験が必要かと思います。とは言いつつ、実はぜんそくやアトピーのガイドラインに沿った治療をすればいいだけですが…。
私は親御さんには、「これは慢性の病気であり、継続的に治療していく必要がある」と説明しているのですが、人間やはり都合のいいことを信用したいところがあるようで、治療を途中で止めてしまう方も少なくありません。
もちろん、一生懸命継続的に治療している方も沢山いらっしゃいます。そうされない患者さんが目につくこともあるのでしょうが、「何で一緒に治療してくれないんだろう」と思うこともあります。
地元には、継続的にアレルギーを診療するところが少なかったため、そういう素地がないのかなとも思ったりします。まあ、私の指導不足に基づくところもあるのでしょうが…。
ここ最近、ややお疲れ気味で、今朝までに明日の講演会の資料を作る予定でしたが、朝まで寝てしまい、時間不足です。そういう意味で「とてもヤバい」のです。
先日、小泉元総理が原発問題について久し振りに記者会見を行なっているところがニュースで流れていました。小泉節健在なんて言われていましたが、私の観た部分はこんなところでした。
小泉元総理が若い人と食事を食べていたら、若者が「ヤバい」と言ったそうです。「何か変なものでも入っていたのか」と心配したそうですが、実は最近の若い人は“ヤバいくらい美味しい”という意味で「ヤバい」という言葉を使ったのだそうです。
私は上越のアレルギー医療は“ヤバい”と思っています。小泉元総理の言った意味かどうかはここでは言いませんが、当日は聴衆の方に“いかにヤバいか”を伝えなければならないと思っています。
講演を明日に控え、今日の夜はスライド作りに専念しようと思っています。


