小児科 すこやかアレルギークリニック

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効く、効かない
2013年11月30日 更新

また今日から通常通りの診療が始まります。

最近は、咳の患者さんが多いのですが、気候の影響が大きいようです。

先日、朝の情報番組を見ていたら、ここにきて寒暖の差が激しくなっているというようなことを言っていました。

確かに、ぜんそくは寒暖の差の激しい秋と春に悪化しやすいと言われています。9月も10月も寒暖の差があった日もありましたが、ここ最近ずっと咳の調子の悪い人が多く、治療をしているのに、風邪を引いたくらいで、それをきっかけに咳が悪化するような感じのお子さんも多く見受けられます。

あと、アトピー性皮膚炎の患者さんも多いです。夏場は湿度が高く、影響を受けないことが多いのですが、冬場になり、湿度が下がってくると同時に皮膚も乾燥してくる方が増えました。

あとは、食物アレルギーは県内には専門医が極めて少なく、専門医の間では「食物負荷試験」は必須アイテムになっているのに、負荷試験を求めて受診される方もいます。

今まで調子が良かったのが、調子を崩してきたと受診される方や、新規で受診される方もいて、外来は混雑しています。いつにも増して待ち時間が長くなってしまい、申し訳ないと思っています。

ただ、一言言い訳させて頂くとすると、症状が良くなっていないのに、大した説明もなく、同じ薬を出し続けられているケースがあり、こういうのは“医者が子どもの症状を良くしようとしていない”と言えると思うのです。

風邪程度や症状が改善していれば、当院でも時間はかけていません。症状が長引いている時に「なぜ良くならないのか?」を考えるべきで、時間もかかるはずです。そこをかけていない医師が結構いるように見受けられます。こんな状況では、“医者を代えるのが一番の「薬」”だったりします。

先日、当初当院にかかっていて、途中で他院に鞍替えした患者さんが症状が改善しないと当院を受診されました。さすがに思い知ったのか「先生の薬はよく効く」とおっしゃっていました。

ぜんそくがあるのを以前から見抜いていましたが、他院では見逃されていました。“薬がよく効く”のではなく、他で誤診されていたから効かなかっただけなのです。患者さんからすれば、いまだに「医者が間違うはずがない」という先入観があるようです。

私だって誤診します。ただ、アレルギーに限らず、症状が改善しなければ「自分の診断や治療が間違っているのでは?」と常に考えるようにしているつもりです。そうすることで“誤診”を減らす努力はしています。

あの先生の薬は“弱い”などとよく聞きますが、親御さん達が好意的に捉えてそういうウワサが広がっているのだと思います。私から言わせれば、要は“誤診”をしているだけなのです。企業努力をしていないということになり、医院としては大きな痛手だと思います。

待ち時間が短くても、“誤診”されて症状が改善しなければ、「医療」としては成立しません。患者さんには医者を見抜く目を養って頂きたいと思っています。