小児科 すこやかアレルギークリニック

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時間がない
2014年01月20日 更新

私の講演活動は水曜の午後が中心です。

稀に土曜や日曜にあることもありますが、園や学校は往々にして平日を希望しますので、水曜の午後が多いのです。

実は、先週の土曜は五泉市に伺いました。今回は市の開催する食物アレルギーの研修会です。最初の打ち合わせで確か13時半辺りからの開始を希望されていたと思うのですが、土曜の診療が終わってから130キロ離れた五泉市に伺うのは、時間的余裕を持って出掛けたいということもあり、15時半スタートにして頂きました。

当院は、患者さんがなるべく受診しなくていいように配慮しているつもりです。何度も来てもらえば医院の収益は上がるのでしょうが、待ち時間が長いので申し訳ないと思い、そうしています。

例えば、軽いぜんそくであれば、いい状態が続いていれば薬は休止するし、アトピー性皮膚炎も塗り薬をたっぷりだし、「薬がなくなる頃来て下さい」と言っています。風邪も「良くなれば来なくていい」と言っています。良くなっているのに診せにくるのは、お互い時間の無駄だと思っています。

ただ、待ち時間が長いのはぜんそくとアトピー性皮膚炎に食物アレルギーを合併している患者さんも結構おり、通常なら小児科と皮膚科を受診することが多いでしょうから、一カ所で済むのはメリットでしょうか?(笑)。

土曜は、「早く診療を終わらせて出掛けよう」と思っていました。先週の土曜が休診だったせいか、100名以上の患者さんが受診されました。有り難いことなのですが、“15時半までに五泉市に行く”という命題があったので、特に後半は「間に合うだろうか」という危機感を持っていました。

アレルギーのような慢性疾患を専門にしていると、話したいことが沢山あるため、特に新規の患者さんに「3分診療」なんて有り得ません。時間に追われて診療するのは、診療レベルの低下につながります。そういう診療は自分も納得がいかず嫌なのですが、今回に関しては時間との戦いで「時間がない」だったのです(涙)。

13時半に出発できればと思っていましたが、実際に医院を出たのは13時15分頃でした。その後に雪がドカッと降ったのですが、土曜の昼の時点では路面に雪がなく、スイスイと高速道路を走ることができました。

土曜の診療が終わると、疲れ果てて何もない日は医院でゴロッと横になってから帰宅することもあるのですが、五泉に着く頃には「あー、ちょっと疲れているな」と感じていましたが、身体を休める時間がありませんでした。

そのまま講演の時間となってしまいました…。私は基本的には小心者なので、人前で話すのは苦手です。しかし、食物アレルギーの話となると、伝えたいことが沢山あります。羞恥心をより上回っているので、ベラベラとしゃべってしまっています(大汗)。

持ち時間は1時間半で、少し上回ったところで、講演は終わりました。その後、エピペンの練習キットを使い、参加者に使い方を練習して頂き、質問を受け、終了後もいくつかの質問にお答えしました。

主催者側のお話では、参加者アンケートは「ほぼ100%の満足度で、ありがとうございました」と言われました。私は「そうか、100%じゃないんだ」と思いました。聞くと、ひとりは私もやや早口でしゃべったところもあり、「(ゆっくり聞くだけの)時間がない」というご意見だったようです。そうであれば、私も良かったなと思っています。

混雑した診療を終え、何だかんだで2時間しゃべり、130キロの往復をした訳で、結構疲れました。趣味の時間もなかなか取れないため、日曜日はリフレッシュも兼ねて、ホームセンターや電気店巡りをしました。

実は、そんなことをやっているヒマはなかったのです(汗)。でも、そうでもしないと、気分転換が図れません。

実は月末の学会発表が迫っていますが、22日が発表スライドの提出日なのです。なかなか準備が進まず、もう「時間がない」のです。

直前にならないとエンジンがかからない性分ではありますが、時間に追われることが最近多いようです。若い頃は、時間が有り余っていたはずなのですが…。