小児科 すこやかアレルギークリニック

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把握が難しい
2014年07月10日 更新

昨日、隣の市の小学校にエピペンの話をしに行ってきました。

そこには以前から診ている結構重症な食物アレルギーのお子さんが2人通っていて、エピペンも所持しています。一昨年も行ってお話ししてあるのですが、学校職員も結構入れ替わりがあったということで、2年ぶりの訪問ということになります。

いつも通り、1時間半ほどしゃべりまくります。話している最中、最前列で一生懸命聞く先生の名札に目が止まりました。

「あれっ、何か見たことある」、そう思いました。その先生とは、学校の教頭先生でした。見た感じも私と同年代のようです。

話し終わり、校長先生に「教頭先生は昭和○○年、△△高校を卒業したのですか?」と聞いてみると、そうのようです。何と高校の同級生でした。

私は高校時代は全く目立っておらず、逆に彼はバスケットボール部に所属し、結構目立つ存在でした。同じクラスになったこともないせいもあり、彼は私のことを知りませんでしたが、私は彼のことを覚えていました。

そこで同級生の話になったのですが、何と某県の副知事になっている同級生もいるようです。一応進学校だったので、大学の教育学部を出て、中学校や小学校の教師になっている人も多いようです。偶然とは言え、ちょっと驚きました。

先日、ほぼ完成していた「池」の画像を添付します。周囲に配置した買ってきた石が足りないのはご愛嬌。小さく見えますが、水が150リットル入るサイズのひょうたん池です。ご覧の通り、ろ過装置も取り付けています。

実は、昨日からあるプロジェクトを始めました。「池」もプロジェクトだったのですが、今度はカブトムシを買うための大きめの虫カゴを自作します。

虫カゴくらい買ってくればと思うかもしれませんが、たて横が1メートル前後を計画しています。既製品の柵のようなものに網をはって、巨大な虫カゴを作るという壮大なプロジェクトです。忙しい時に限って、いろいろなアイデアが浮かんできます(汗)。

こんな雑談だけで終わりたくないので、栄養士会のために用意したネタを一つくらい披露しようかなと思っています。

よく食物アレルギーが増えていると言われています。確かに増加してはいますが、実際の数を把握するのは正直、難しい。

いつも言っているように、食物アレルギーはアレルギー検査の数値だけでは判断できません。最終的には「食物負荷試験」で食べられるかどうかを判定することにます。アレルギー検査が陰性だから絶対に食物アレルギーではないとは言えないし、逆に検査が陽性だから症状が必ず出るという訳でもない。しかも、検査が陽性のものをすべてすぐに負荷試験ができるものでもないと思います。

また、親が上の子が食物アレルギーだから、下の子も違いないと思い込んでいたりするかもしれません。食べてたまたま口の周りが赤くなったのを、食物アレルギーと勘違いをしている場合も有り得ます。お子さんが小さければ、イクラやピーナッツはまだ食べさせませんよね。

そこでこんなデータがあります。生後6~12か月の赤ちゃんに親が5.5~9.1%の割合で食物アレルギーありと申告したが、負荷試験をやってみると約1/3に減り、1.4~2.8%だったそうです。

さらに、普通はそこまでやりませんが、二重盲検法というより確実に診断する方法で評価してみると、更に少し減り0.9~2.5%に減ったというのです。大まかにいえば、4/5が食物アレルギーではなかったことなります。

食物アレルギーの実数をつかむことさえ、難しいことがお分かり頂けたと思っています。