昨日、某市まで出掛け、授業をしてきました。
保健体育の授業で、私が校外からの講師という立場でした。確か私が子どもの頃と同じ45分授業でした。つまり45分で話を終わらせないといけないのです。
アレルギー疾患は慢性の病気で、すぐには治らず、腰を据えた治療が必要になることをお話ししました。最近、寒暖の差が出てきてぜんそく発作を起こしやすくなってきましたが、いきなり発作が出て、楽しみにしていた行事に参加できないこともあることもお話ししてきました。
アトピー性皮膚炎も、ステロイド軟膏に関して医師の間で誤解も以前残っていて、ガイドラインの推奨する治療がなかなか行なわれていない実態もお話ししています。患者さんの立場に立った医療が求められているのだと思っています。
そしてメインの食物アレルギー。蕁麻疹がちょっと出るだけで済むこともありますが、アナフィラキシーショックといって生命の危機的な状態に陥る危険性も説明しています。
最後にスーパーで買ってきた食品の裏の原材料表示を示し、何にアレルギーがあると食べられないかと質問してきました。
最近の子どもは結構すごい。ハムや竹輪、かまぼこを示し、練り製品のつなぎに卵や乳が使われていることに気付いて欲しかったのですが、竹輪やかまぼこでは、キチンと「魚アレルギー」と言ってくれます。また、大豆が微量に含まれていることもあり、大豆の文字を見逃さずに「大豆アレルギー」と指摘してくれたお子さんもいました。
ちょっと引っ掛け問題として、乳化剤、卵殻カルシウムを含有する食品も提示しました。一部、目論見通りだったお子さんもいましたが、その辺の説明もしてきました。
食物アレルギーがあると、特に重症ならいつ何時もミスは許されません。日本は表示制度は世界で最も進んでいるとされ、こういうシステムを活用しながら子どもを守っていく必要があります。
最後に教訓めいたことを言わなければいけないと勝手に考えて、「こだわりを持って生きよう」というメッセージを残してきました。一応、県内各地から私を頼りに受診してくれる患者さんがいることをお話しし、こだわりを持ち続けていると、周囲が認めてくれるんだということをお話ししました。
いくら子どもとは言え、最後に「ご清聴ありがとうございました」と挨拶した途端にチャイムが鳴りました。ホントに言い終わって1秒したかしないかくらいのタイミングです。これには私も驚きました。
学校の先生がおっしゃるには、教室の後ろから見ていて、集中して話を聞く子ども達が多かったとのことです。どういう感想を持ってもらったのか、現時点ではちょっと分かりません。
ただ、自分の中で初めての試みで、準備にそれなりのエネルギーを注いだけれど、一応無事に終わってくれて、ホッとしています。
ちなみに、引き続き父兄会の講演があり、今度は食物アレルギーを中心に大人向けの話をしてきました。これは普段通りに話してきました。
帰りに新潟市のホームセンター併設のペットショップに行ってきました(笑)。もちろん、金魚やコイを見に行くためです。今回は「ヒレ長ゴイ」を買ってきました。ヒレが長く、私の勝手な印象ですが「王子様」って感じのキラキラしたコイです。
近々大きめの水槽が届くので、またコイと金魚を追加購入し、楽しもうと思っています。「すこやか健康フェア」が迫ってきましたが、これは私はちょっと話す程度ですので、大した準備はいりません。
来月から普通の診療にインフルエンザの予防接種が入ってきて忙しくなりそうですが、すぐは大きな講演などは控えておらず、一段落って感じです。趣味や子ども達を連れて出掛ける機会も増やさないとなと思っています。
なお、今週末は北海道に行く予定があります。理由は、また今度書こうと思っています。


