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かける、かかる
2015年01月27日 更新

アマゴという魚がいます。

イワナ、ヤマメ、ニジマスの系統で、食べることもあるようです。そういう存在知ると、買いたくなってしまうもの。ネットで検索してみると、食用としてアマゴを養殖している業者があるとのこと。

早速、ホームページから生きたまま譲ってもらえないかとメールしたところ、運送業者に断れるので発送できないとのこと。私はいつも運送業者で配達してもらっているのですが、できないと断られてしまいました(涙)。

ネットで別ルートと調べてみると、以前川魚を買ったことのあるショップに、なんとアマゴを扱っていることが分かり、難なく注文することができました。ただ、アマゴの画像が自宅の水槽にいるヤマメそっくりで、一緒にすると区別が難しいようです。買う意味があるのか?って思ったりして…(汗)。

先週の土曜は、外来は混雑していました。半日で100人ほど診なければならず、私にとっては大変な人数でした。

その中に水イボの患者さんがいました。よく“誤診”の話をしていますが、水イボも医師の言うことが異なり、患者さんが困惑する病気のひとつでしょう。

当院は、アトピー性皮膚炎にも力を入れており、皮膚を掻き壊すことで、水イボウィルスが入り込んで、発症します。ですから、他の小児科よりは水イボを診る頻度は高いのだろうと思っています。

だいたい、小児科に行けば「どうせ治るからそのまま様子をみて」なって言われることでしょう。本当でしょうか?。

医師には根拠のあることを言って欲しいのですが、水イボはそう簡単には治らないと思います。水イボが広がるスピードがはやい人は結構はやく、にもかかわらず「様子をみて」なんて言われるのがオチです。“正しいこと”を言っていないのだろうと思っています。

一方、皮膚科に行くと、処置室に連れていかれて、押さえ付けられ、ピンセットで水イボを取られてしまいます。もちろん、痛いので子どもは泣き叫び、医者嫌いになってしまいます。

水イボがそこにあるから広がるのであって、更に広げないようにするには、取り除くしかありません。皮膚のプロとして、小児科医よりはよっぽど“正しいこと”をやっているのだと思います。ただ、いかんせん痛過ぎる。

当院は、痛くないよう処置した上で水イボを取っています。先日も、2歳の子に処置した上で、話しかけながら取ったら、全く泣くこともありませんでした。この子は20個ほど取りましたが、やったことがない人は分からないでしょうが、結構と時間や手間がかかります。

多くの小児科の開業医では、「時間との戦い」なんて感じで、あっさりと診察が終わってしまい、聞くことも聞けなかったりします。水イボなんて、口を揃えたように「治るから、様子をみて」なんて言うことが多いと思います。

何で子ども達のために、手間がかかっても“正しいこと”をやろうとしないんだろうと思っています。

先週の土曜は、100人くらい診察しましたが、2人の患者さんの水イボを取りました。確かに、私が治るから取らないと“ウソ”をつけば、もっとスムーズに診察が進んだと思います。

ただ、それは数分のロスでしかありません。放置して水イボが更に広がったり、痛くないようにせずに無理矢理取って、医者嫌いにするのも、個人的には好きではありません。

特に子どもの場合は、手間や時間はかけるもの、かかるものだと思っており、数分のロスを嫌うような診療はしたくないと思っています。