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安かろう悪かろう
2015年01月26日 更新

先日、キャノンを一眼レフカメラをヤフオクで買いました。

少し前まで一眼レフでないデジカメを新品で買おうと機種選定までしていたのですが、半ば勢いで中古の一眼レフとなりました。

イオスキッスという銘柄を耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。時々家電量販店に行きますが、一眼レフのコーナーは平気で10万くらいするため、「買えないもの」と思っていました。

カメラを買おうと思ったきっかけのひとつは、星の写真を撮りたいと思ったからでした。少し前に買った天体写真の撮り方みたいな本に、イオスキッスのX4というモデルが見本として解説してありました。最近のデジカメは使い方がやや複雑なため、同じX4というモデルを中古で買えば、本の通り設定すれば天体写真が撮れると踏んだのです。

ヤフオクで検索すると、300ミリの望遠ズームレンズもついて30000円そこそこだったので、「こりゃ、安い」と思い、飛びつきました。手元に届き、実際に触れてみると、もちろん近年のカメラなのでオートフォーカスなのですが、「何か、ちょっと遅い」と感じました。

家電量販店で触ってみた一眼レフじゃないカメラよりも、ピントが合い、写真が撮れるまでの時間がやや遅いようなのです。調べてみると、X4というモデル、2010年に発売されたもののようです。その後、後継モデルがX5、X6と発売され、最新モデルはX7のようです。

結局のところ、恥ずかしながら後先をあまり考えずに、旧いモデルを買ってしまい、最新のコンパクトなデジカメにシャッタースピードという点で遅れをとっているようです。確かにX5、X6などは中古でも若干高いですが、そちらの方を選んでおけば、ストレスなく使えたのかもしれません。「安かろう悪かろう」ということなのでしょう。

先日、負荷試験をやりました。4人のうち、何と2人は120キロ離れた新潟市から負荷試験を受けにきて下さいました。1日に新潟市から2人は、開院以来初めてのことかもしれません。

こんな感じで、新潟市に限らず、他の地域からも負荷試験を受けにきて下さる患者さんが後を絶たない訳ですが、これって考えてみるとちょっとおかしな話です。

日本の医療は、どの医師が診ても診療報酬は同じことになっています。医療が細分化して、アレルギーも専門医か否かで、医師の言ったりやったりすることがだいぶ異なるにもかかわらず、同じのは明らかに変だと思います。

しかも、アレルギーは医師が自分の手に負えなくても、専門医に紹介されることは、少なくとも当院ではほとんど経験しないことです。負荷試験も含め、当院での診療とほぼ180度異なるような指導を平気でしている小児科医もいるくらいです。それで診療報酬が同じって有り得ますか?。

先程、カメラの話で「安かろう悪かろう」と言いましたが、敢えて言えば、医師の努力不足で質の悪い医療を受けて、支払う医療費が同じであれば、相当に高くつくことになります。そういう観点では「高かろう悪かろう」なんでしょうね。

ぜんそくもアトピーにも言えることなのですが、食物アレルギーは「高かろう悪かろう」という“医療”が横行しているように感じており、患者さんにはそういう事実を是非とも知っておいて頂きたいと思っています。