当院は、14日(金)から21日(金)まで夏期休暇となります。
今日が12日ですので、あと2日仕事をすればという状況になっています。帰国の翌日には講演が控えてます。少しは準備を進めているものの、夏期休暇中に仕上げてしまうつもりです。
今週は、13日までに大幅に準備をする予定でしたが、疲労困憊で思うように進みません。診療が忙しいのです。新患がやたらと多く、おかしいなと思っていたら、小児科や皮膚科などが夏期休暇に入った関係で、当院を目指して受診してくださっているようなのです。
また県外在住の患者さんの受診もあります。実家がこちらで、帰ってきている患者さんが受診されるケースも目立ちます。中には風邪症状の方もいますが、「咳が止まらない」という私のこだわっている分野の患者さんもいます。
例えば、近隣の県の方が受診されました。咳がひどいそうですが、問診票を見るとゼーゼーを繰り返しているようです。
一般の方でもゼーゼーを繰り返せば、「ぜんそくじゃないか?」とぜんそくを真っ先に疑うと思います。ところが、肝心の主治医がぜんそくと診断できていないのです。周囲を見ても、最近の医師は診断をつけたがろうとしないようです。
確かに小児科の場合、内科と違ってガンなど死に至るような病気は滅多に遭遇しません。人間にはいくら子どもとはいえ、自然治癒力が備わっています。つまり、テキトーに咳止めなどを処方しておくと、しまいには治ってしまうことも多々あります。
他県の患者さんには、ぜんそくがあることをお伝えし、根拠や対応について説明しました。親御さんも驚いていましたが、最終的には私の言うことを理解してくださいました。「地元に戻ったら医者を代えます」ともおっしゃっていました。
やはりぜんそくを持っていることが、親御さんの治療へのモチベーションになるため、診断もされていないのでは、どうしても片手落ちになるのだろうと思っています。
おかしなことをされているのは県外の患者さんだけでなく、地元も患者さんも受診されますが、ゼーゼー言って夜に眠れなくても、平気で「風邪」と言ってしまう小児科医もいます。
夏はぜんそくが最も安定する季節です。夏真っ盛りにもかかわらず、今年は調子が悪い人が多いようです。夜に家にいても熱中症で死亡することがあるなんてメディアで言っているため、夜はエアコンをつけて寝ている方も少なくない影響もあるのかもしれません。
いずれにしても、普段当院にかかっておらず、ぜんそくが適切に治療されていない患者さんの受診が目立ち忙しいのですが、ここはきちんと診断し、病気を理解してもらい、お子さんの治療に役立ててほしいと思っており、ある程度時間をかけて対応せざるを得ないのです。
県外の患者さんは、普段は診ることもないのでしょうが、おかしなことをされていては症状は一向に改善しないので、気を抜かずぜんそくの説明をしています。少しでも正しく診断され、症状に見合った治療を受けて欲しいと考えており、ちょっと「世直し隊」の気分です(笑)。
今日も含めあと2日、この調子だと忙しく、講演の準備も進まないでしょうが、世直し隊として頑張ろうと思っています。


