小児科 すこやかアレルギークリニック

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米粉製品に注意
2015年09月23日 更新

連休もあと1日となりました。

前日は、両親を誘って子ども達と弥彦山にドライブ。弥彦山とは、新潟市の南側に位置するスカイツリーと同じ634メートルの山で、眺望も良く、新潟では有名なドライブコースになっています。天候にも恵まれ、気持ちよかったです。

今年は学会発表に力を入れましたが、7つのうち6つは終わっているため、ちょっと時間的余裕があります。ということで、子ども達に時間を割くことにしています。今日もちょっと出かける予定です。

ネットニュースはチェックしていますが、米粉製品で増える小麦アレルギーの話題がヤフーで取り上げられていました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150921-00000509-san-life

「何をいまさら」と正直思いましたが、まだご存知ない方もいらっしゃるようです。要は、米粉を利用した製品が増えているものの、麺類やパン類のモチモチ感を米粉だけでは出しづらく、グルテンという小麦成分を混ぜており、それを食べることで小麦アレルギーを発症してしまうというものです。

私がこれを経験したのは4年ほど前でしょうか?。当院で診ているアナフィラキシーの既往のある小麦アレルギーのお子さんが、実家近くのお菓子屋さんに寄った際、“小麦不使用”の米粉のパンを「これなら食べられる!!」と買って帰り、食べてまもなくアナフィラキシーで救急病院に搬送されたという経験がありました。

先ほど述べたように米粉にグルテンを混ぜることは問題なのですが、「小麦使用」と表示すべきものを、店員もグルテンが小麦だとは知らないケースも少なくないようで、今回のケースでは小麦を使用しているにもかかわらず、「小麦不使用」と表示していたことに問題があります。

それから4年ほど経っているのですが、食品業界の食物アレルギー対策は進んでいるのでしょうか?。店員はグルテンが小麦の成分だと知らず、小麦の成分だと思っている人もいると聞きます。確かに、食品業界であっても、食物アレルギーを学ぶ機会も滅多にないでしょうから、こういうことも起きてもなんら不思議はありません。

ファミリーレストランで低アレルゲンメニューやアレルギー表示を見かける頻度が増しているように感じます。つい最近ではないですが、表示ミスがあり、食べて症状の出た患者さんが店に問い合わせると、逆ギレされたなんて話も聞いたことがあります。まだまだ食物アレルギーの理解は不十分なように思っています。ただ、この業界とは接点があまりないため、実際のところはよく分かりません。

ネットニュースでアレルギー関係の記事が取り上げられると、この場でなるべく触れるようにしてきました。多くの人に知ってもらうチャンスだと思うからです。

さて、次はどんなニュースをこの場で取り上げることになるのでしょうか?。