お気付きの方も多いと思いますが、当院のホームページから私にメールを送ることができるようにしてあります。
医院のホームページは、一般的にはメールが送れないようになっていることが多いようです。医療相談やら面倒臭いメールが来ると困るという医者もいることでしょう。
確かにタダで相談を受ければ、医院への利益はないでしょうし、トラブルになったら責任が持てないということなのかもしれません。
当院の場合、相談のメールが時々あります。困った人を助けたいと願い、診療していますので、無料で相談に応じています。これまで北海道、東北、関東、中部、関西、九州からも相談のメールがありました。さすがに受診は難しいので、私の知っている専門医を受診するように薦めたこともあります。
私も相談を受けて、トラブルになるのは避けたいです。ただ、それを恐れる同業者が思うほどトラブルにはならないように感じています。まあ、相談のメールは食物アレルギーがらみのことが多く、切羽詰まった親御さん、園・学校関係者からメールが来る訳ですが、かなり的確な情報が伝わってくるので、それに対して回答すればいいのです。
そういったメールはそんなに頻繁にくるものではないので、業務に差し支えるほどでもありません。割りと早めに回答していますが、丁重なお返事をいただくことが多いです。いつも相談に乗ってよかったと思う瞬間です。
先日も新潟の方から患者さんが受診されたのですが、受診前にメールで相談がありました。遠方の方であれば事前に情報を提供されていれば、初診で負荷試験も可能となります。その患者さんは、エビが食べられないということでしたが、エビで負荷試験をし、食べられることを確認しています。
数日前、親御さんからメールをいただきました。エビの負荷試験で食べられたことを周囲に話したら、皆が驚いていたとのこと。私も嬉しいです。
ただ、こういうことはしょっちゅう経験しているので、いかに無駄な除去が県内で横行しているかということでしょう。昨日の話じゃないですが、多くの医師がよく考えもせず、「負荷試験どころじゃない」なんて言ってるんでしょうね。けしからん限りです。
その患者さんの場合、当院のホームページは時々覗いていたとのこと。さすがに120キロの距離で、受診をためらっていたそうです。
負荷試験を受けてみて、「もっと早く受診すればよかった」とお感じのようです。当院は、患者さんを裏切るようなことはしたくなく、確かにもっと早く受診されていれば、除去に悩まずに済んだということなのでしょう。
事前のメールがなければ、一度受診していただき、負荷試験に出直さなければいけなかったでしょうから、手間が省けました。今後はこういうケースも増えてもいいと思っています。
格好つける訳ではありませんが、メールを通しても患者さんと繋がっていたいと思っています。当院には常に困った方からのメールを送れる状態になっています。現時点では、「もっと来てもいいのに」と思っていますので、気になった方はちょっと勇気を出してメールしてみていただければと思います。


