小児科 すこやかアレルギークリニック

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2016年05月13日 更新

当院では月、火、木、金曜に負荷試験を行っています。

水曜と土曜がないのは、午後が休みなので、昼以降に何らかの症状が出た時とに対応できないからです。それ以外では、多いと6件ほどやっています。負荷試験がない日はほとんどなく、ほとんど切れることなく負荷試験を行っています。

県内はもちろん、全国的に負荷試験を受けられていない患者さんが多く、昨日は4件やったうち、1人は地元でしたが、1人は新潟市から、2人は長野県からの患者さんでした。

一昨日にも書きましたが、卵の加工品で負荷試験を行い、時間が経って嘔吐が見られたケースに触れました。卵って、嘔吐や腹痛が特に見られやすい食材です。

昨日、こんなケースがありました。4月末にうどんで負荷試験を行い、まだ少量しか食べていないところで、嘔吐が見られました。何度も吐いてしまいました。

もちろん、中止とし、治療をすることになるのですが、ここでこれくらい食べると嘔吐という症状が出ることが分かった訳です。小麦は完全除去というのではなく、今回出た量を参考に少ない量から食べさせていくというのが今風の治療です。

その患者さんに対し、これくらい食べさせていきましょうという量を提示しました。昨日食べさせてみたそうですが、3時間くらいして吐き出したそうです。蕁麻疹は出ず、小麦で嘔吐を繰り返すケースは何度か診たことがあります。

申し訳ないことに、私の予想した量でも症状が出てしまい、もっと少ない量から食べさせていかないといけないことが分かりました。もしかしたら、じんましんや咳が出る一般的な症状よりも嘔吐のみってパターンの方が、少ない量で反応してしまうのかもしれません。この辺は医学書には書いていない話であって、患者さんからいろいろ勉強させていただき、経験を積むことで分かってくることなのかもしれません。

いずれにしても前を向いて食べていくしかなく、ずっと少ない量を提示しました。今度はうまくいくといいのですが。