小児科 すこやかアレルギークリニック

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ちゃんと治すと
2016年06月28日 更新

明日の講演の準備をしています。

アレルギーは、例えば赤ちゃんと大人では対応が少し異なります。発症したばかりと、長年こじれた状態では治療が異なるのは当然といえば当然です。

小さい子を持つ親御さんが対象だと思っていたのですが、担当者に確認すると、小学生くらいまでということでした。それを受けて、加えるべきスライドを足したり、いろいろやっています。

昨日、ネットニュースでこんな記事がありました。「ちゃんと治すと上司が怒る」というタイトルでした。
http://news.livedoor.com/article/detail/11691060/

お読みになってどう感じられたでしょうか?。確かに歯医者に一旦行き始めると、延々と通うことになります。「いつ終わるの?」って多くの方が感じることでしょう。

わざと虫歯を残して…とか、一生懸命やったら患者を回さないと言われたり、とんでもない実態が書かれています。歯科医は歩合制のため、治療技術よりもたくさん治療した方が大事だと書いてあります。

競争のより激しい歯科医の世界の、一部の不心得な医師だけだろと思いたいところでしょうが、これは医師の世界にもそっくり当てはまりそうです。

どこの医者に行っても、とにかく診察がはやい。たくさん診た方が儲かるからです。ここ最近、アレルギーで困り果てた新規受診の患者さんが毎日5人以上こられています。こんなに話を聞いてもらったのは初めてとか、こんなに時間を掛けてもらえるものなのですねとか言われます。

小児科は、単価が安いため、言わば薄利多売です。「他の患者さんを待たせちゃ悪い」と言えば聞こえはいいですが、私には利益を上げるために質問すら受け付けないオーラを出しつつ、流れ作業をしているとしか思えません。

それが証拠に、アレルギーがあって慢性の経過をたどっていても、平気で見逃し、“風邪”とか“乳児湿疹”だとぜんそく、アトピー性皮膚炎と誤診しています。症状が改善していなくてもお構いなし。プライドも何もなく、同じ薬を出し続けています。

当院は、周囲の医療機関から紹介があることはほとんどありません。医者が知ってて紹介しないわけですから、悪質です。お子さんの通う園や学校の先生が見るに見かねて受診を勧めてくれることが圧倒的に多いです。

私は、医療の世界も十分腐りきっていると思います。今回の記事は歯科医が患者を食い物にしているというものでしたが、医師の世界も同様であると感じています。

昨日も新患の患者さんに言いましたが、自分の身を守るには受け身ではいけない。ある程度医療を厳しく見る目を持たないと、食い物にされてしまうということです。

患者さんが一方的に医師を信頼しているだけで、医師はそれに応えようとしていないのが現実だと思っています。責任を持って時間を掛ければ、儲からなくなる。それを良しとしない医師があまりにも多いということだと思っています。