小児科 すこやかアレルギークリニック

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加速して欲しい
2016年12月15日 更新

昨日、新潟市で講演がありました。

食物アレルギーについて多くのことを知ってもらいたいと気合いを入れてスライドを沢山用意しました。これまでは、時間は多少オーバーすることもありました。今回は時間が限られていました。

少し早めのペースでしゃべらないと時間が足りなくなるのは分かっていました。少し早めに話していたつもりが、ぜんぜん時間が足りなくなり、スライドをとばしながら話さざるを得なくなりました。参加者の方々にはご迷惑をお掛けしました。自己嫌悪でいっぱいです(涙)。

先日、愛媛の開業医のことがニュースになっていました。産婦人科医で死亡例が相次いだというものです。
http://mainichi.jp/articles/20161215/k00/00m/040/120000c

記事によると、この医院では医療事故を繰り返しており、産婦人科医会が直接指導を行うことを制度化すると書いてあります。

「えっ、今まで制度もなかったの?」と思う方も多いことでしょう。結局、医者同士、敬意を払っているのか知りませんが、お互いの医療内容を吟味することはありませんでした。誤診を繰り返しても、何のおとがめもなし。

患者さんの死亡が相次いで、ようやく制度化されるっておかしいと思いませんか?。教師は、場合によっては「不適格者」と判断されれば、辞めさせられるシステムもあります。医者の方が命がかかっているにもかかわらず、そういうシステムがないのはおかしい限りです。

群馬大の時もそうでした。腹腔鏡の死亡例が相次いだ時も、患者さんが亡くなって初めて調査が行われました。結局、医師の実力が不足していたということでしたよね?。

患者さんが亡くなって初めて“動き出す”のって、もう止めにしませんか?。それまでは医者のやりたい放題ということですよね。

私は医者なので分かりますが、立派に努力し続けているドクターを知っています。その一方で、いかに儲けるか、いかに患者さんをさばくかを重視し、ほとんど勉強していない医者がいることも知っています。

外科系は手術をしますので、失敗すれば最悪死亡に至ります。小児科医の場合は、死に至るような病気を診る機会は非常に少ないので、誤診を繰り返しても、死亡しなければ医師会が直接指導するというようなことは今後もないだろうと思っています。

特にアレルギーで、どれだけ多くの患者さんが不勉強な小児科医、あとアトピー性皮膚炎に関しては皮膚科医に苦しめられているか…。

あまり期待できませんが、こういう動きが加速して欲しいと願っています。