小児科 すこやかアレルギークリニック

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GT30000が
2017年01月25日 更新

最近、“湿疹”の低年齢児が多く受診してくださっています。

アトピー性皮膚炎かどうかを見極め、「経皮感作」を防ぐために、早期発見・早期治療が望ましいと考えているため、そういう患者さんが受診してくださるのは、有り難いことです。

当院は、食物アレルギーに力を入れており、食物アレルギーで疲弊している患者さんを多く診ていると、何とか予防できないかと考えます。食物アレルギーの発症に「経皮感作」が関係しており、湿疹を治療することで「経皮感作」を防げるのではないかという考え方は、私にとってとても魅力的です。

早期に対応して悪いことは何もないため、以前よりもまして早期から治療を行っているつもりです。最近は生後1、2か月の赤ちゃんも受診してくださったり、皮膚科で治療してもよくならないといって3、4か月で受診されるお子さんも目立ち、早めに対応できる患者さんが多いのは望ましいことだと思っています。

問題は、皮膚科や皮膚科でまったく改善していないにもかかわらず、医師が専門医へ紹介してこないこと。その間に「経皮感作」が進行してしまったら誰が責任を取るのでしょう?。まあ、無関心な医者は、そんなことはつゆ知らず、責任なんてことは考えていないと思いますが…。

医療は、改善させる方法があったり、改善させる専門医がいるにもかかわらず、そうしなくても道義的責任を取ることもなく、しかも効かない薬を処方さえすれば、利益が上がることが問題です。モラルの低い、勘違い医者が増える要因になっています。

アトピー性皮膚炎の病気の勢いを示す指標になる「TARC」という項目があります。これも多くの皮膚科医、小児科医が知らないし、検査もしていません。当院では、とても参考になるため、検査をやることが多くなっています。

少し前に、このTARCの結果が「GT30000」だったという話をしました。30000以上という結果のようで、これだと30001なのか、50000なのか、よく分かりません。

当院では、軽症も多く診ているため、1000台の患者さんが多いですが、3000とか、5000、10000なんて患者さんもいます。30000を超える患者さんは滅多にいません。

親御さんもGT30000という結果にショックを受けたようで、真面目に治療してくださっていました。3、4ヶ月だったでしょうか、治療開始してから日にちが経ったので、先日再検させていただきました。TARCは治療が上手くいけば低下するし、イマイチだと横ばいだったりします。

私も結果を首を長くして待っていました。今週結果説明をしましたが、何と30000以上が1500に低下していました。してやったりです(笑)。

こちらも気合いが入っていたし、よく理解して着いてきてくれた親御さんのご協力の賜物だと思っています。

こんなにてきめんに低下する子もいると思えば、正直言って、くすぶって低下の思わしくない患者さんもいます。アレルギー疾患がアトピー性皮膚炎から始まるなんて考え方もあり、アトピー性皮膚炎の治療をもっと上手くなりたいし、そうならなければならない。そう思っています。