先週末、学会に参加してきました。そして一応、発表もしてきました。
当院を6件目に受診して初めてアトピー性皮膚炎と診断されたという内容です。
いつも言っているように、乳児期の湿疹は小児科医は「乳児湿疹」と診断することが多く、皮膚科医は「乳児湿疹」という言葉は使わないことが多いようですが、少なくともアトピー性皮膚炎とは診断していません。
アトピー性皮膚炎は慢性の病気ですので、診断が異なった時点で、だいたい過少治療に陥ります。
我が子の「湿疹」を良くしたいと考えた親御さんが5軒の小児科、皮膚科を渡り歩いて、「湿疹」が改善しなかったため、6軒目に当院を受診された格好です。
言いたいのは、ひとつの医療機関で腰を据えて治療をしない保護者に問題がある訳ではなく、医師側の対応に問題があるのではないか?ということでした。
これまでは学会では、保護者の受診行動が問題視されることがあったので、一石を投じたかったのです。
ちなみに、この事例から数年経ちますが、いまだに当院に通院してくださっています。


