乳児アトピー性皮膚炎の現実的な問題として、過少診断・過少治療があります。
昨日、診断において「湿疹」と表現されることが多いのではないかと言いました。その対応として、学会では「スキンケア」という言葉を使うことが多いように思います。
「スキンケア」とは、個人的には皮膚の清潔を心掛け、ステロイド軟膏を使わずに保湿剤を塗り、皮膚をケアするイメージを持っています。
成育医療研究センターが中心になって行っている「パッチスタディー」では、乳児アトピー性皮膚炎に対し、早期からステロイド軟膏を全身性に塗り続けることで、患児の多くが3歳時点で軽症以下に抑えられていたと言います。
つまり、やんわりと対応していては治療がおぼつかないことになりはしないでしょうか?。
日頃のケアは大切ですが、学会は乳児アトピー性皮膚炎にはしっかりとした治療が必要だと言った方が、現場の混乱は減るような気がしています。


