小児科 すこやかアレルギークリニック

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慢性だからこそ
2008年04月07日 更新

今日は、小学校の入学式だったようですね。インフルエンザで先週末にかかった6歳のお子さんのお父さんに「解熱して二日経ったら登校できますので、入学式にはギリギリ間に合うと思うんですが…」とお話ししていました。今日、入学式に備えて、親子で支度をビシッと決めてきて、朝一番に再診されました。熱もしっかり下がっていて、診察上もOK。その足で入学式に向かわれました。何とも微笑ましい光景でした。

当院は、最近とても忙しいのですが、“春休み”なので患者であるお子さん達が受診しやすいからだと考えていました。先週は毎日ヘトヘトだったので、今週に入れば少し余裕ができるかなと思っていました。実際のところは、新患は小学生数人と、その他に皮膚症状の赤ちゃんも多く、結局今日も疲労困憊でした。

当院は県内でも、待ち時間は長いと思います。混雑してくると2時間待ちなんてことも(涙)。でも初診の患者さんには、いつも丁寧に時間をかけて説明し、納得して頂くことに重点を置いています。混んでいるから、説明が短くても「分かってくれているはず」なんて考えは“アレルギー”には通用しないと思っています。再診の場合は、ほとんどの患者さんの症状が改善しているので、話も初診の時ほどはかかりませんが、それでも患者さん一人一人にいつも全力で診察と説明をさせて頂いているつもりです。つい話し込んでしまうこともしばしばです(汗)。

ハッキリ言って待ち時間が長いのは、小児科医院としては「大きなマイナス」だと思っています。ですから、どこの医院も待ち時間を少なくしようとすると、必然的に一人当たりの診察時間が短くなります。その場合“アレルギー”に関してはひずみが生じてくると思います。仮に「3分診療」とすると、風邪や胃腸炎では充分ですが、アレルギーには説明不足なってしまうのです。軽症ならそれでもいいのでしょうが、軽症以外の患者さんでは、専門医が時間をかけて対応しないとうまくいかないケースが多くなってきます。親御さんの中には「待っても、納得のいく医療をしてもらいたい」というご希望もあると思っています。

当院は、得意分野のアレルギーを全面に押し出し、アレルギーに特化した、新潟県では数少ないスタイルをとっています。専門的な知識を駆使して、小児アレルギー医療に貢献したいと考えているのです。待ち時間が長くなってしまうのはご容赦頂きたいのですが、アレルギーでお困りの患者さんは少なくないため、沢山の患者さんにご利用頂いており、通常の小児科医院と異なるやり方ですが、こういったスタイルも“あり”だと思っています。

「主治医」として腕や技術を信用して頂き、定期的に通院して頂く中で、より『信頼関係』を深めていくのは医療のひとつの望ましい形だと考えています。またアレルギーは治療の“引き出し”を沢山持っていないと対応しきれないため、重症の患者さんになればなるほど知識の差が出てくると思っています。小児科医が扱う風邪や胃腸炎、水ぼうそうなどの「感染症」は自然に治る傾向が強い病気なのですが、「アレルギー」はそうではないため、症状を改善させなければ、患者さんは納得して下さらないと思うのです。「アレルギー」はいまや身近な病気ですが、確実な知識と経験が要求される分野のひとつだと考えています。

期待を裏切らないよう日々努力を続けていますので、ぜんそくやアトピー、食物アレルギーでお困りの方はご相談下さい。