最近、夜はかなり寒いくらいです。
秋になると、寒暖の差が出てきて咳が悪化するお子さんが増えます。ずっと調子が良かったのに、咳が増えてくると、私の方もガッカリします。
季節の変わり目で、風邪のお子さんも目立つし、いま言ったぜんそくのお子さんも増えます。そんな中、負荷試験も地道に行なっています。
中学3年ですから受験生なのですが、まだ余裕があるのか(?)、先日負荷試験をやったお子さんがいます。
だいぶ小さい頃から診ているのですが、魚介類についてアレルギー検査がほとんど陽性で、除去を続けてきた品目が多く、18歳になって親元を離れることもあるでしょうから、「いまのうちに」ということで最近、結構な頻度で負荷試験を行なっています。
エビやタラコなどに挑戦し、何とかクリアしてきました。数え忘れましたが、何連勝かはしているはずです。今回はイクラをやろうということになりました。
魚卵は、普段口にするものはイクラ、タラコ、子持ちシシャモ辺りかと思いますが、イクラ以外は加熱調理することが多いので、これまでの経験ではかなりの割合で食べられることができていました。
その点、イクラは生で食べるし、実際負荷試験をやっても症状が出ることも多かったです。それでも「やってみなければ分からない」のが負荷試験なので、挑戦してみています。
イクラは、最小単位が1粒ですが、当院では1粒は食べさせていません。だいぶ前にやった負荷試験で、1粒を舐めて出させただけで、口周囲に蕁麻疹が広がってきた経験があり、そのやり方を踏襲しています。
先日のケースも、そうやってみたら「口の中が変」というような症状を訴えました。正直、これだけでは何とも言えません。食べ進めると症状が出てくる人と、そうでない人がいます。ただし、自分に起きたことを言葉で表すことのできる年齢なので、こういう訴えは結構重要だったりします。
負荷試験は続行し、1粒食べてやはり軽い症状は出ます。唇が明らかに腫れ出したところで中止としました。
ここ最近は、連勝中だったので、何とかクリアして欲しいと願ったのですが、時には壁にぶち当たることもあります。逆に、シロクロ付けるのが負荷試験なので、症状が出たら出たで、それを現実として受け止めるしかないのだと思っています。
アレルギー検査が陽性のものすべてがダメという可能性もあるので、いくつかは食べられることは確認しており、「超ラッキー」と言えるのかもしれません。
この年代なので、治りづらいのも確かでしょう。いずれ親元を離れますので、それまでには「何が食べられ、何が食べられないか」という点でシロクロ付け終わりたいと思っています。


