最近は、「院外活動」が忙しい状況ですが、診療の方はあまり忙しくありません。
流行っている感染症が極めて少ないというのが理由のようです。「食物負荷試験」もやっていますが、一時よりは件数も減り、ゆっくり、じっくりできているという感じです。
先日、重症な小麦アレルギーの患者さんに負荷試験をやったところ、驚きの結果となりました。今度触れるつもりです。
当院は1歳を過ぎたら、アレルギー検査の結果が高かろうと加工品を使って負荷試験を早めにやっています。その影響もあってか、年長児の負荷試験はかなり少なくなっています。
全国の専門病院では、夏休みに合わせて小学生の負荷試験が増えるのだろうと思いますが、当院はそうでもないのです。既に負荷試験が終わっていてという訳ではなく、中には“除去することに慣れて”しまって、「食べさせる」ことに貪欲でなくなっている方もいるのかもしれません。
私としては、そういう患者さんも“先延ばし”にするのではなく、必要性を感じた時に「今でしょ!」って感じでやった方がいいと思っています。私も患者さんには「負荷をしてシロクロ付けた方がいいよ」とは言っているはずなので、学校を休まなくていい夏休みに計画して頂きたいと思っています。
ここ数年、夏休みになると、私の実家での恒例行事があります。実家の両親を海外旅行に連れていっているのです。さすがに高齢な両親を2人だけで「いってらっしゃい」とは言えず、サポート役として同伴しています。
自営業で忙しく、憧れの海外へ行きたくとも行けなかった両親が、数年前にリタイアしたので、これまで育ててくれた恩返しのつもりで出掛けています。いや、恩返しという言葉もおこがましいかもしれません…。
自分が親になり、子どもを心配する気持ちが分かりました。これって小児科医として「基本」だと思っています。いつもやや強めのトーンで書いてしまいますが、ぜんそくやアトピー性皮膚炎、食物アレルギーの診断を曖昧にして、症状が良くなってもいないのに同じ薬を出し続ける医師が少なくないですが、自分の子どもが他の医師からそういう態度を取られたらどう感じるのかをよく考えて欲しいのです。
そして自分が年をとってきて、親の有りがたみがが分かりました。少し前までは、実家に帰るのも面倒臭く、親はいつまでも元気なものと思っていました。今は、一緒にいる時間を大切にしたいと思っています。
やはり元気なうちに、憧れの海外に連れていきたいと思っており、年々年をとっていく訳ですから、タイミングは「今でしょ!」となってしまいます。
例年は、有名な旅行会社のツアーで出掛けていました。診療になるべく穴を空けないよう、お盆休みに合わせて出掛けていました。どちらかと言えば、行き先よりも日程を重視していました。
旅行の参加メンバーをみると40~60代が多く、観光地をみな元気に歩き回っています。さすがにそのペースに着いていく自信がなくなってきたため、今年はシニア向けのツアーを利用することにしました。となると、ツアーの選択肢が少なくなったというのが正直なところです。日程も限られ、例年よりは休みが増えてしまいました(大汗)。
いろいろ書きましたがそんなこともあって、今年の休診は8月13日(火)から21日(水)とさせて下さい。
例年より長いので、心苦しいのが正直な気持ちです。かかりつけのお子さんを守るという立場でもありますが、両親の子どもでもあります。その辺をご理解頂けますと幸いです。
その間は負荷試験ができませんが、その前か後で夏休みを利用して負荷試験の希望者がいらっしゃれば、予約をして頂きたいと思っています。


