小児科 すこやかアレルギークリニック

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今年のすこやか健康フェア
2013年03月14日 更新

水曜の夕方、三条市まで行ってきました。

夕方になって仕事を終えて家を出ましたが、100キロ離れているので大変と言えば大変です。「もっと時間のある時にでも行けばいいのに」と思う方も多いでしょうが、「早いところ決めたかった」のです。

それは何かと言えば、第6回「すこやか健康フェア」の会場です。今年は9月28日(土)の午後に開催しますが、開催地は三条市と決めています。

食物アレルギーの対応がキチンとできている地域は、極めて少ないのが現状です。新潟県内を見ていると、地元にアレルギーの専門医がいる地域は進んでいる方で、そうでなければ、かなり遅れています。

国が、園や学校での誤食に備えてアレルギーを抑える内服薬やショック改善薬のエピペンを預かるよう方向性を示しているにもかかわらず、食物アレルギーに理解のある小児科を中心とした医師が少ないこと、行政側も重い腰を上げようとしないことなどが理由となり、遅れているのだろうと思います。

そんな中、上越市、妙高市、柏崎市ではかなりよい体制を整えてきています。もちろん私も一肌脱がせて頂きました。当院は、それらの市以外からも患者さんが受診されますが、私の地元ではこういう体制を取っていますよと伝えると、ビックリされます。

国の推奨が、地域の末端にまで届いていないのです。国も強制はできないということで、かなり曖昧になっているようです。一部の地域で食物アレルギーの体制が取れていて、他の地域ではそうでないとなると新潟県民とすれば、不公平感は否めません。

他の地域の多くの患者さんが、受けられるべきサービスを受けられていない訳ですが、他の地域で体制が整えられていることすら知らないのは、患者さんが気の毒でなりません。そもそも多くの医師が「食物負荷試験」の存在自体すら患者さんに説明しておらず、敢えて言えば食物アレルギーのいろはの「い」でさえ知らない患者さんが多いのです。

当院の開院当初は、「院内勉強会」を1か月に1度、当院の待合室を会場として行なってきましたが、来てくれるのはかかりつけの患者さんばかり。相当無理をして時間を作り、勉強会を計画しても、思ったような効果を上げられませんでした。

いろいろ考えた結果、「外に出ていこう」という結論に至りました。冒頭に出した「すこやか健康フェア」も日本の食物アレルギーの第一人者の先生を招き、講演して頂くというイベントですが、当院が独自でやっているものです。

同業者は、食物アレルギーに理解がなく、逆に正しい知識が広まっては困る人もいるでしょうから、当てにできません。患者さんは、いろいろな情報を欲しています。意地でも広めてやろうと思っています。

その「すこやか健康フェア」も3回までは地元上越で開催していましたが、「そうだ、他の地域でもやればいいんだ」と思いつき、一昨年は新潟市、昨年は長岡市で開催しています。

ここ最近は参加者にアンケートをして、開催地や講演内容などを聞いていますが、やはり人口の比率もあるのでしょう、新潟市や長岡市での開催を望む声が目立ちます。

とは言え、その他の人口の多い街である三条市や新発田市は専門医がいないこともあり、体制は大きく遅れています。そういう理由で、今年は三条市での開催を決定しています。三条市は、ちょうど新潟市と長岡市の間に位置し、新潟市や長岡市開催希望の声にも応えられるのではと思った次第です。

冒頭の話に戻ります。昨年の10月にすこやか健康フェアが終わった時点で、次回の講師と開催地、会場を考え始めたのですが、講師は日本の第一人者である伊藤節子先生と決めています。開催地は三条市、あとは会場となります。

実は、会場も昨年10月の時点で仮予約は済ませていましたが、初めて使わせて頂く施設なので、下見が必要と考えました。昨年10月に相模原病院の海老澤先生をお招きし、ハイブ長岡で開催したと思ったら、もう次回の「すこやか健康フェア」まで半年しかありません。それで慌てて、会場の下見に行ってきたのです。

とにかく、大勢入れる施設をと思っていましたが、下見の結果、若干収容人数は減りますが、スクリーンも大きく、講師の先生のお話を理解しやすいであろう会場に変更しました。空いててよかった(汗)。

ということで、今年の9月28日(土)14時からの伊藤節子先生をお招きしての第6回「すこやか健康フェア」にご期待いただきたいと思っています。