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会津と福島
2011年07月18日 更新

先日、当院で診ているぜんそくの女の子が小学校の修学旅行のお土産ということで、佐渡で買ったお菓子を持ってきてくれました。まだもったいなくて食べてはいませんが、有り難いことです。

私自身も小学校の修学旅行は会津若松でした。その歴史は変わっていないようですが、ただ今回の原発事故の影響で、行き先を変更する学校も多いようです。ネットニュースでは、東北の修学旅行は例年の9割減と言っていました。

新潟県では、行き先が佐渡に変更になった学校が多いと聞いています。佐渡も観光客数が減っていると聞いており、佐渡も注目して欲しいのは山々ですが、東北も一日も早く復活して欲しいと願っており、複雑な心境です。

もう何十年も前の話ですが、修学旅行で鶴ヶ城(会津若松城)に行きましたが、歴史上どんなことがあったのか理解しておらず、白虎隊だけは印象に残っていました。

最近は、新撰組にハマっており、NHKの大河ドラマ「新撰組」の全49回分をDVDで見終えました。そうしたら、恥ずかしながら福島県が大事な役目を果たしていて、新撰組とも関係があることを知り、自分の不勉強さを思い知らされました。

大まかに話すと、江戸時代末期に会津藩主(今の福島県)の松平容保が、幕府から京都の治安維持を保つ命を仰せつかります。新撰組もその命を果たすために、登用されます。

時代が変わり、薩摩藩や長州藩が中心となった新政府軍は、江戸幕府勢力の一掃を図ろうとします。当然、会津藩もそのターゲットとなります。新政府軍は、西から東へ軍を進め、江戸も鎮圧し、今度は東北へ向かいます。

そして、会津戦争といわれる戦いが起こります。幕府に忠誠を誓った身であったため、徹底抗戦の末に破れます。この時、鶴ヶ城(会津若松城)を守るために結成された白虎隊が、鶴ヶ城が燃えたと勘違いし、少年隊士約20名が集団自決します。私の知っていたのはこの部分だけでした…(汗)。

新政府軍と旧幕府軍では圧倒的に軍事力に差があり、戦わずして新政府軍側についた藩もあったようですが、会津藩は幕府のために死力を尽くして戦い、支え続けた訳です。最後の最後まで筋を通したのは、すごいと思います。

新潟のお隣の福島県が、幕末において重要な立場にいて、私が小学6年生の時に訪れた鶴ヶ城も、歴史上の要所であったことを今更ながら知りました。

牛肉から放射性物質が検出されたとニュースが報じていますが、風評被害があるのも事実です。そんな中、明るい話題もありました。いわき市にある「アクアマリンふくしま」という水族館が再オープンしたのです。

今回の震災で大きなダメージを受けたのですが、見事に復活してくれました。以下のURLに「アクアマリンふくしまの復興日記」がブログとして書かれています。スタッフさんの熱い気持ちが伝わってきます。
http://blogs.yahoo.co.jp/fukushimaaqua/folder/303788.html

地元の医療はいろいろと問題点があると感じており、日頃から指摘していますが、たまにはと別の話を書いてみました。福島の復活の証しと捉え、嬉しく思っています。