小児科 すこやかアレルギークリニック

クリニックからのお知らせ

病院からのお知らせ

すこやか健康フェアまで1ヶ月
2011年09月02日 更新

昨日も触れましたが、来月からはインフルエンザワクチンの接種が始まります。

どの小児科もそうでしょうが、夏場は感染症が減り、ヒマになるのですが、10~12月にかけて外来には健康なお子さんがインフルエンザの予防接種に押し寄せます。対応すべき患者さんが一気に増えることになります。

例年ですと、1月くらいからインフルエンザの流行が始まります。予防接種は終了になる一方で、今度はインフルエンザにかかった患者さんが増えますので、この忙しさは春まで続くことになります。

ただ、今年からインフルエンザワクチンの接種量が増えますので、予防効果は上がるでしょうか?。そういう意味では楽しみではありますが、これからの半年はずっと忙しいと考えると、やや気が重いと言うのが正直なところです…。

当院の場合は、アレルギーの患者さんが多く、しかも市内はもちろん、市外からの受診も多いので、ここ最近はヒマだったかというと決してそうではありませんでした。普通の小児科では1年を通して患者数が少ない日と多い日では何倍も差があるでしょうが、当院の場合は、それ程の差はないように思います。

食物負荷試験だったり、他院でよくならない新患の患者さんが多く、時間をかけて説明せざるを得ないので、充実した日々を送らせて頂いている、というのが現状だろうと思っています。更に講演の準備があったり、学会に参加したりと、ヒマで時間を持て余すなんてことはないように思います。

さて、今年は新潟市で開催する「すこやか健康フェア」まで1ヶ月を切りました。まだまだと思っていましたが、時の経つのは早いものです。

講師の柴田先生は、押しも押されぬ日本の第一人者の先生ですが、福岡からお出で頂きますので航空券の手配もしなければなりません。それも一人で対応しています。航空券も高いですが、新潟のレベルアップのためには、それくらいの出費は致し方ありません。

こういう打ち合わせのメールのやり取りなど、忙しい診療の合間を縫ってやっているのですが、実は今年の秋に、私のよく言っている食物アレルギーのガイドラインが改訂される予定になっています。柴田先生は、そのガイドラインを作成する立場にいらっしゃいますので、もしかしたら「すこやか健康フェア」で、ガイドラインに関する最新情報もお話し頂けるかもしれません。

今回の演題名は「食物アレルギーを正しく知ろう~基本から最新情報まで~」となっています。この最新情報とは、最近食物アレルギーは「食べて治す」という考え方も広まっていますが、いわゆる経口減感作療法もやられていますので、そういった最先端の話を伺えると同時に、できたてのホヤホヤのガイドラインの話まで聞けるとなると、私自身もワクワクします。ご期待頂きたいと思っています。

新潟市開催ということもあり、事前の参加表明を例年よりも多く頂いております。それだけ新潟県内では食物アレルギーの正しい情報を欲している方が多いことを表しているのだと思います。

食物アレルギーがあるからと、場合によっては過剰な対応をされているお子さんもいると思います。園や学校の関係者の方々には、過剰でも過小でもないような適切な対応をお願いしたいと思っており、今回ご参加頂き、その辺を学んで頂きたいと思っています。

と同時に、食物アレルギーで困っている親御さんも多いと思いますので、園や学校の先生方には親御さんへの参加も促して頂きたいと思っています。結局は、朝晩の食事の対応は親御さんが行なっており、一番ご苦労されているのはご家族だと思うからです。

会場の朱鷺メッセは、100名以上が収容できるお部屋を確保していますが、どれくらいの参加があるのか分かりません。食物アレルギーに詳しい小児科医がほとんどいないため、誰にも相談できず一人で悩んでいる親御さんを目にすることもあり、そういう方に一番参加して頂きたいと望んでいます。

いずれにしても食物アレルギーの情報が足りず、困っている方々のために役立ちたいと思っていますので、何とか成功させたいと考えています。