小児科 すこやかアレルギークリニック

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羽田にて
2011年10月29日 更新

土曜日を休診にしたせいか、外来は混雑していました。

地元の駅から新幹線で東京に出るには、どうしても19時に診療を終えなければならず、「間に合うか?」と焦りながらの診療でした。でも、手抜きをするのは嫌なので、真面目に診療したつもりです。

何とか診療を終え、20時の新幹線に乗ることができました。22時に過ぎに東京駅に着き、浜松町まで出て、そこからモノレールに乗ります。ホテルに着いたのは23時過ぎ。さすがに疲れました。

明日は朝一番の福岡行きの飛行機で、福岡空港に向かいます。最初の予定は新潟空港から伊丹経由で行くつもりでしたが、それではせっかく休診にして学会に出かけても、半日しか話を聞けないため、だったら前泊で朝の分から話を聞いた方が得だろうと思ったのです。

どちらかと言うと、学会では食物アレルギーの話を聞くことが多かったので、この際、ぜんそくやアトピー性皮膚炎の話もしっかり聞いてやろうとも思っています。

ある程度は専門的な知識は持っているつもりで、ぜんそくやアトピー性皮膚炎も他院で良くならないようなケースもかなり治療しています。私としてはガイドラインに忠実に沿った治療をしているだけです。ただ、その通りにやっているつもりでも、一握りは思った程には症状が安定しないことももあるようです。

学会は、問題意識を持って参加するものだと思っています。治療の難しいケースを百戦錬磨の先生方に相談もできるのです。

ただ、私の抱えているケースは、それでもちょっと難しいかもしれません。ぜんそくには「運動誘発ぜんそく」という病態があります。読んで字のごとく、運動するとぜんそく発作が誘発されるのです。これには出やすいスポーツと出にくいスポーツがあります。出やすいのはマラソン、出にくいのは水泳です。だから、体を鍛える意味でも、ぜんそくには水泳が推奨されているのです。

これまでマラソンが一番、運動誘発ぜんそくを起こしやすいと思っていましたが、最近はそうじゃないんじゃないかと思い始めました。それは、スピードスケートです。氷の上を全力で滑るスポーツで、氷上の短距離という位置づけなのかもしれません。

運動誘発ぜんそくは、寒くなると出やすいのですが、スケートは氷の上なので、寒くないはずがありません。その上で全速力で滑るので、運動誘発ぜんそくを起こさないはずがない、とさえ思います。実はそう言う患者さんを抱えており、本人もより速く滑ろうとするので、ゼーゼーが出てしまうのです。日本の第一人者の先生は何人かは知っているのですが、誰に相談したらいいだろうと思っています。

最近は、アトピー性皮膚炎において従来よりも積極的にステロイド軟膏を使い、皮膚を安定化させようとするプロアクティブ療法という方法が推奨されてきました。一度話を聞いてみたかったので、その話を聞くためには、新潟空港から出かけては間に合わず、聞くことはできないのです。

若干疲れはありますが、どん欲に学んでこようと思っています。