小児科 すこやかアレルギークリニック

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「承知しました」
2011年12月22日 更新

「家政婦のミタ」というドラマが終わりました。

主人公の松嶋菜々子さんが、言われたことは何でも「承知しました」と言い、例えば殺人でさえもやりかねない、というハチャメチャだけれど、何でも仕事を完璧にこなす家政婦役でした。毎回何かをやらかしてくれるせいもあり、話題性や注目度も高かったと思います。つい、私も観ていました。

当院は、水曜の午後は休診です。院外活動をやるとなると、水曜の午後、土曜の午後、日曜と曜日が限られます。

今、最も力を入れていることは、好きで重症な食物アレルギーになってしまった訳ではないお子さんを、どうしたら守られるか?ということです。

幼稚園や保育園でエピペンを預かってもらうよう働きかけることも、軽いお子さんの場合はエピペンは持っていなくても、緊急対処の内服薬をかかりつけ医から処方されていたりします。内服薬を飲ませることでさえ“医療行為”だと断られることもあるため、エピペンの対応を求めることは、内服薬という対応も含めて、食物アレルギーの理解を深めることにつながります。

エピペンを預かると言うことは、園の代表が知っていればいいことではなく、職員のできれば全員が理解しておかなければなりません。となると、個別指導が必要となり、特定の園に出向いて話をする必要が出てきます。

土曜の午後や日曜は園も休みでしょうから、行くとなると水曜の午後しかないことになります。ということで、昨日はある中学校に出掛けてきました。

果物アレルギーでエピペンを使ったお子さんの病状説明と、エピペン投与がややスムーズでなかったために、「次回」はあって欲しくないのだけれど、可能性はあるので、有事の際に今回の反省も踏まえてしっかりと対応して頂きたいと考えました。

いつものことながら、手抜きをするのは好きでないため、入念に説明用にスライドを作成しましたが、経過も長く、病気も複雑なため、毎日の診療で疲れきった身体に鞭打って、40枚以上のスライドを作りました。

救急隊の方も参加して頂き、話の最後に質問も幾つも出て、有意義な情報提供と情報交換ができたのではないかと思っています。苦労してスライドを作ってよかったと思っています。

今回の勉強会の話が出た時も、「承知しました」とは言いませんでしたが(笑)、ふたつ返事で引き受けました。実は、A市やB市でもエピペンの使い方の勉強会の話が出ていて、「承知しました」とばかりに引き受け、A市やB市に何度か足を運ぶことになっています。1月、2月に集中的に伺うことになると思います。

最近は患者さんが多いこともあり、若干身体が疲れ気味ではありますが、自分からも働きかけておいて引き受けない訳にもいきませんし、他の小児科医がやってくれるのを待っていたら、理解のある専門医が極めて少ないため、いつのことになるやらという感じです。

1月は市内の建設会社の方から食物アレルギーの講演の依頼もありました。もちろん、ふたつ返事でお受けしました。ミタさんじゃないですが、「承知しました」と言い、啓発を続けていきたいと考えています。