今週から、新しいプリキュアが始まりました。
日曜の朝にやっている、女の子に人気のアニメ「スマイルプリキュア」が終わり、「ドキドキプリキュア」に切り替わったのです。
当院の診察室には、既に「ドキドキプリキュア」の人形や絵本が置いてあります。ちなみに、まもなく始まる「キョウリュウジャー」(これも戦隊ものである「ゴーバスターズ」の後釜)の本も並んでいます。最新のグッズを置いておくと、子ども達も喜んでくれます。
低年齢の女の子は喜んでくれると思い、先日、「ドキドキプリキュア」のトラベルセットを買ってきました。
そうすると、スタッフが「それは既にある」と言うのです。そんなことはありません。2月3日の日曜に始まったばかりの新番組で、そのグッズも最新のはずです。
「ほら」と持ってきたオモチャを見て驚きました(画像参照)。瓜二つだからです!!!!!!。メーカーがこんな手抜きをやっているとは思いませんでした。だまされて買った私が悪いのでしょうが、ここまで“悪質”だと、かえって気持ちがいいものです(笑)。
巷では、インフルエンザA型が猛威を振るっています。ご存知だと思いますが、ウィルス感染症のほとんどに特効薬はありません。そんな中、インフルエンザの特効薬として「タミフル」が知られています。今シーズンも有効性を実感しており、多くの患者さんが1~2日で解熱してくれるようです。
当院は、なるべく根拠のある医療をやりたいと考えています。基本的にはインフルエンザの診断は、鼻水をもらって調べる迅速キットを用いています。医師になりたての頃は、こういう検査法がなかったので、診断はだいぶ楽になりました。ただし、発症早期にインフルエンザを調べても出ないこともあり、その場合は慎重に判断しています。
インフルエンザと診断された旨を親御さんに説明するのですが、時々こんなことを言われることがあります。「先生のところは、兄弟に予防投与という形でタミフルは出してもらえないのですか?」というものです。
当院は、経営に偏った医療をやるつもりは更々なく、予防投与は行なっていません。何故なら、保険診療で認められていないからです。私の知る限り、一部のケースでは認められています。65歳以上の高齢者と心臓や腎臓、呼吸器疾患、糖尿病を持っている患者さんです。健康な子どもは含まれていません。
残念ながら、親切なフリをしてルール違反をしている者が存在しています。既に何人かに予防投与を打診されていますので、そういう“行為”を繰り返している医院さんがあるということでしょう。
ちなみに、水ぼうそうにも特効薬があり、ゾビラックスやバルトレックスといった薬がありますが、これも保険診療において認められていません。これについてもルール違反で処方している医師もいるようです。
最近は、予防投与が認められていないことを説明することに時間が取られたりして、「世の中、理不尽だな」と思うこともあります。ひどい話です。
そもそも医療は、手を抜いたり、ズルをした方が経営に有利になるところがあります。どの医院も良心的にやってくれればいいのですが、開業医になってみて、いろいろな医師の“やり方”を知ると、「それは絶対に無理だな」と思います。
しなくていいような点滴を繰り返したり、入院治療の必要があっても、外来で1週間も点滴を繰り返す医師も見かけます。こういう“医療”にはペナルティを設けるべきだと思っていますが、保険診療は“性善説”の上に成り立っているように感じますので、無理でしょう。
「正直者がバカをみる」、こんなことはあってはならないのですが、ルール違反には手を染めたくない、そう思っています。



