ここ最近、目をまっ赤にして受診するお子さん(親御さん)を時に目にします。
新潟でも、スギ花粉の飛散が例年よりも多いようです。2月中はそんな患者さんはいませんでした。スギの枝に雪が載っており、雪解けを待って花粉が飛び始めるようです。
3月前半に地元上越では、雪がどんどん溶け始めました。例年よりは少し早いと感じていました。路面に雪があると、スリップの恐れがあり、出掛けるのが億劫になります。春の訪れは、ウキウキするものです。
3月上旬の時点で、市内でも長野県と隣り合わせの雪深い地域から受診される患者さんに聞いてみると、「まだ雪は2メートルくらいあります」と言われましたし、中越の豪雪地帯から通院している方は「3メートルはある」とおっしゃっていました。こういったところでも、今は雪解けと花粉の飛散は進んでいると思います。
春と言えば、出会いと別れの季節です。3月中は別れの季節でしょうか。まだパラパラとインフルエンザが見られ、インフルエンザB型が検出され、卒園式に出られなかったお子さんもいます。
「春に転勤が決まりました」という声も時々聞きます。当院はアレルギーの患者さんが多いので、一番気になるのは、転居先で「引き続きアレルギー専門医に診てもらうことができるのか」という点です。
安心して任せられるようなアレルギー専門医は、全国的にも多くないのが現状です。県内の状況は把握しておりますので、県内に引っ越される場合は、私の方が憂鬱になります。患者さんの方も、かなり離れた街に転居される場合でも、「時々なら受診できます」とおっしゃって下さり、申し訳ない気持ちになります。
一番問題になるのは、食物負荷試験でしょうか。当院では、一時中断していたこともあり、負荷試験を「今度やりましょう」と言っていた患者さんはかなりの数に上ります。そんな方が転勤になると、転居先で負荷試験をやっている医療機関は期待できませんので、「どうしよう?」となります。
アトピー性皮膚炎があり、卵の検査値が陽性だったような患者さんは、卵だけ負荷試験をやればいいのです。こういう患者さんは、転居前にやってしまった方が得なので、そうするようにしています。
そういう理由で、数人に“緊急”負荷試験をやっています。いずれも卵の患者さんで、卵焼きを無事に食べられています。
私としては、“たまっていた宿題を一気に終わらせた”ような気分です(笑)。


