小児科 すこやかアレルギークリニック

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ブーム到来?
2014年08月30日 更新

診療を真面目にやって、学会活動をキチンとこなすのはちょっとキツいです(汗)。

いよいよ明日が全国学会の発表です。アレルギーの専門医は少なく、一般小児科の先生が多いようです。

今回はセミナーという形で発表させて頂きますが、演者は私を含めて3名います。まず井上先生が食物アレルギーの考え方のお話をして先陣を切り、福岡先生が不要な除去を減らすポイントを話されます。

そしてトリ?である私が、外来でできる食物負荷試験という演題名で話すことになっています。

本来、話の内容が重複してしまうこともあるため、事前にお互いのスライドをチェックするのですが、今回は時間がありません。しかし、今はネットという文明の利器があります。メールに添付して両先生のスライドを拝見しています。すると、自分のスライドが恥ずかしくなるくらい格調の高い内容です。

自分の実力の不足を嘆くしかありませんが、ただ私にだってこだわってやってきた経験があります(汗)。そのノウハウをお伝えしたいと思っています。

今は土曜の朝5時半ですが、ようやくスライドができつつあります。いろいろアイデアが浮かんで、「これを組み込もう、あれも追加しなければ」と考えながらやっています。

昨日浮かんだのは、昨日届いた学会誌を見てからでした。日本小児アレルギー学会誌が届いたのですが、西日本小児アレルギー研究会と四国小児アレルギー研究会の会員の先生を対象に、負荷試験の実態調査をして、それをまとめた論文が載っていました。調べてみると、ここ最近実態調査を取り上げた論文がいくつかあったので、それを今回の発表内容に含めようと考えたのです。

いずれもがアンケート調査となりますが、実態把握には実は限界がありそうです。アンケート用紙を送付しても、回収率はさほど高くありません。もしかしたら、食物アレルギーに関心のある医師だけがアンケートに答え、そうでない医師は回答しない可能性があります。

となると、負荷試験の実施率が事実より高く見積もられてしまうかもしれません。その逆もあるかもしれず、アンケート調査は難しい部分がありますが、個々の医療機関を回って調査できる訳でもなく、日本の動静を知るには手っ取り早い方法と言えます。

そういう部分も勘案しないといけないかとは思いますが、驚いたことにアレルギー専門医の多くが負荷試験に取り組むのは当然として、そうでない先生方が結構な頻度で負荷試験をされているという実態が明らかになりました。

地域差もあるかもしれません。新潟ではあまりそういう潮流は感じませんから。でも、ニーズは確実にあり、負荷試験の存在が患者さん達に広がれば、負荷試験を医師に要求もできるでしょう。それをかわして誤魔化すかは医師によりますが、キチンと向き合ってくれる医師が増えてきているのかもしれません。

そんな新たな流れの中での、今回の学会発表なので少しは注目度も高いのかもしれません。参加者が多かろうが、少なかろうが、私は自分の発表を遂行するだけです。

何かをつかんでくれる同業者が一人でもいるといいなと思っています。