診療と金魚、コイの飼育を頑張っています(笑)。
大きな水槽を2段重ねとし、上に金魚、下にコイを入れています。つい買い過ぎて池なんてやや過剰になっていたので、池と水槽で分けて飼おうと思っています。金魚も結構いるのですが、大きめの見栄えのする金魚をあと数匹買い足そうかと考えています。
朝晩寒くなってきて、ぜんそくの患者さんが増えてきました。これまで時々治療はしていましたが、4年ぶりにゼーゼーしたという患者さんも先日受診されました。“ぜんそくはすぐには治らないもの”ということを認識して頂く機会だと思っています。
そんな中、70キロ離れた某市から患者さんが受診されました。食物アレルギーでした。
牛乳アレルギーがあり、何度か誤食しており、時々アレルギー症状が誘発されているようです。
これまでかかっていた病院で、負荷試験の話もされたようです。親御さんが2、3年前に私の講演を聞いたことがあるからです。
小児科医から「怖くてできない」と言われたそうです。確かに負荷試験は怖いです。何らかの症状が出てしまう可能性は十分あります。ただ、私は負荷試験を止めようと思ったことは、幸い今のところありません。
何故なら、負荷試験で症状が出るにしても、「これくらい食べると、こんな症状が出る」ということが分かるからです。ついでに言えば、症状がしっかりと出ると、治療が必要になりますが、こう治療するとこんな感じで回復するということも分かります。
多くの小児科医が、負荷試験を“食わず嫌い”になっていると感じており、“得られるものの相当大きい”のが負荷試験だと私は捉えています。
そもそも、親御さんが小児科医にプロと見込んで、お金を払って食物アレルギーの相談に来ている訳です。それを「怖くてできない」と言うのは、どうでしょう?。お子さんの成長、発達を願い「沢山食べて欲しい」と思っているのに、食物アレルギーというネックがあるのです。
何をどう食べさせたらいいか分からず、毎日怖い思いをしているのは親御さんの方ではないでしょうか?。
それを、「怖くてできない」では、答えになっていないと思っています。新潟県は食物アレルギーの専門医が極めて少なく、まともな負荷試験を受けている患者さんは非常に少ないのが現状です。専門でない医師が紹介してくれればいいのですが、こんな感じで終わってしまっており、何ら問題が解決されていない患者さんは、どれだけ大勢いるんだろうと思っています。
敢えて言えば、専門医に紹介する必要性やタイミングすら分かっていない医師も多いようです。私は、親御さんが食物アレルギーのため食生活に行き詰まりを感じており、親御さんの不安をその医師が解消できなければ、それが専門医に紹介するタイミングだと思っています。
少し前に「来春にアレルギー検査をしましょう」と言われ、そのまま“放置”されていました。結局困り果てて、当院に自主的に相談に受診されています。
で、私の対応ですが、負荷試験をやることにしました。何らかの症状が誘発されることを覚悟で、負荷試験に望みます。どれだけ食べられるのかの目安を付けてあげないといけません。
「食べられる範囲」を見つけてあげるのは医師の仕事です。多くの医師が言っている「家で少しずつ食べさせてみて」というのは、専門でない医師の“暴挙”だと思っています。何でもっと患者さんの気持ちを分かってあげられないかなと思ってしまいます。
このように医師は“面倒くさいこと”や“怖いこと”をかわすことができます。一方、当事者の患者さんはその恐怖からのがれることができません。いつ何時、アナフィラキシーを起こさないかという不安の中で戦っているのです。
そういうのがれられない現実の中で、不安感にさいなまれている患者さんの気持ちを少しでも理解できる小児科医が増えていかなければ、新潟の現状は改善されないだろうと思っています。


