小児科 すこやかアレルギークリニック

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初登庁
2014年10月30日 更新

金魚とコイ、メダカを飼っていますが、最近面白いなと思っているのは、川魚です。

要は川に住む魚のことでコイとフナ、メダカは頭に浮かぶと思いますが、他にもタナゴやオイカワなどがいます。オイカワとかアユなど細長い魚は、意外にもペットショップで売られています。

いま集めているのは、オイカワ、カワムツ、ウグイ、ムギツクです。一見するとそっくりで区別も付きにくいのですが、見比べると面白く、コイと一緒に水槽内に泳がせています。

ソウギョやニゴイなども手に入れたいなと思っており、のめり込み気味です(汗)。子どもの頃、川で釣りをしたり、網で小魚を捕ったりしていたので、回帰してきているのでしょうか?。

昨日は、初登庁でした。

実は、県の担当者から依頼があり、講演があったのですが、会場が新潟県庁だったのです。最初は違う場所を設定されていたようですが、後日会場が新潟県庁に変更になったとお聞きしました。一度くらいは行ってみたかったので、良かったです(笑)。

対象は、学童保育の指導員でした。この日はいくつかの講義が行なわれており、プログラムをみると、3つあるうちの最後でした。その前が小児神経の大御所の先生だったので、その後に私が話させて頂くのも正直「やりづらいなー」と思っていました。

ただ、県内では誰よりも早くから食物アレルギーにこだわって診療してきて、負荷試験を広める努力をしてきたつもりです。10年以上に渡るこだわり、食物アレルギーにかける熱い想いをぶつければ、何とかなるだろうと思っていました。

実は、直前にやらかしてしまいました。

私のマックのコンピューターとプロジェクターをつなぐコネクターを家に忘れてしまったのです。カバンに入っていた別のケーブルが会場に設置されたプロジェクターと接続できればと思ったのですが、確認したところ不可でした。

新潟市内のなで、家電量販店でコネクターを買えるでしょうが、開始まであと10分しかありません。絶体絶命のピンチ!!。

すると、ひらめきました。車の中にマイプロジェクターがあると。早速、取りに行ってきました。セッティングを終わったのが、ちょうど開始時間でした。私の場合、いつも(!?)こんな感じで乗り切ることが多いです(汗)。

私としては、いつもの調子で1時間半しゃべり続けました。スライドも一部変更しました。私は行政から講演を依頼されると、学童保育の指導員も対象にしてもらうようお願いしています。何故なら、学童保育もおやつを出すことがあるからです。

これは、昨年夏に私の患者さんが、学童保育の時間にアナフィラキシーショックを起こしてしまったことが発端となっています。

学童保育の時間に誕生会ということでケーキを食べることになっていました。卵アレルギーがあるのですが、卵不使用の米粉のケーキなら食べられるということで、以前食べたことのある米粉のケーキを出してもらうようお願いしていたのですが、実際に出されたのは“甘さ控えめ”のケーキで、しっかり卵が含まれたものでした。

何も疑わずケーキをペロリと平らげてしまい、20分後にアナフィラキシー症状が見られ始めました。エピペンも使用されず、病院に駆け込み、診察を受けたところ、血圧こそ落ちていないものの、ぐったりして、手足も冷たくなっていました。もう少し遅ければ、死亡していたかもしれないと処置をしてくれた医師に言われたそうです。私もそう思います。

私が主治医として診ている患者さんでこんなことが起きたので、学童保育の指導員の講演は私がやるべきというくらいに思っており、よくぞ県が依頼して下さったと思っています。

私の話は、まず調布の死亡事故に触れ、食物アレルギーとは?という話が続き、最後に誤食時の対応についてお話ししています。今回は最後に先日この場でも触れたドクターヘリの話も追加しています。

アナフィラキシー状態に陥り、ヘリが現場に着いたのが45分後、その2分後にヘリに乗っていた医師からエピペンと同じ成分のアドレナリンが注射されています。誤食により、こういった緊迫した状況が起こり得ることを知って頂きたかったのです。

この研修会は何年も前から開催されているそうですが、食物アレルギーを題材に取り上げたのは初めてだそうです。どれだけ食物アレルギーのことや私の想いが伝わったのかよく分かりませんが、担当者の話では質問がいくつも出ており、関心が高かったようだということでした。

とりあえず、私の初登庁は無事に終わり、任務完了と言えそうです。今度は小児アレルギー学会の発表の準備に取りかかろうと思っています。