今年の6月からコイや金魚の飼育にハマっていることは時々触れています。
最近は、川魚の魅力に取りつかれています。コイやフナのほかにオイカワやウグイ、カワムツなどもいるのですが、川魚専門店があり、そういうところから取り寄せています。
奥が深いもので、またまた魅力的な素材を発見しました。鉄魚です。ネットから拝借してきた画像ですが、大きくなるとこんな天女の羽衣みないになります。結構入手が困難で、ようやく見つけたものが体長6センチ程度の小さな個体でした。
大きく育てようと思い、1匹1000円ですが、2匹取り寄せました。届いたのが昨日。早速、うちの川魚を中心に入れている水槽に鉄魚を泳がせます。
水槽内にオヤニラミという魚が1匹います。以前、近くのホームセンターで買ってきたものですが、他の魚と仲良く?泳がせていました。
買ってきたお気に入りの鉄魚を水槽に入れた途端、次の瞬間、予想もしない事態が起こります。オヤニラミが寄ってきて、小さい方の鉄魚を頭から丸呑みしてしまったのです!!!。
オヤニラミは肉食なのですが、コイのエサをあげ続けていると、食べるようになるそうで、そうなっているものと思っていました。鉄魚を水槽に入れた5秒後の突発的な事故に唖然としてしまいました。
我に返り慌てて水槽内を探しますが、幅が120センチもあるため、流木や岩も入れてあり、すぐには見つかりません。こちらも必死です。ようやくオヤニラミを見つけ、網ですくいあげると、口から鉄魚の尾びれが見えています。
口をこじ開け、鉄魚を引きずり出しました。まだ命はあります。もう救急救命士の気分になっています。
数分間ですが、オヤニラミのお腹の中に入っていましたが、無事に救出はできました。しかし、かすり傷程度の外傷を認めます。特に小さい魚って弱いところがあって、体調を崩すとあっという間に☆になったりするのですが、鉄魚さんは今のところ、元気で無事のようです。
久々の衝撃的な事件でした。
その後すぐに隣街で講演がありました。つい講演前のネタとして、早速この話題を取り上げました(笑)。
講演の中で、衝撃的なこととしていくつか挙げたことがあるのですが、まず多くの園•学校関係者に衝撃を与えたのが、約2年前の東京調布市の給食での死亡事故です。
もちろん、私にとっても衝撃でしたが、更に医学的に衝撃だったのが、異変に気付き学校長がエピペンを打ったが14分後だったということです。アナフィラキシーショックを起こして30分以内にエピペンと同じ成分のアドレナリンを注射すれば救命できるというが、医師にとっての常識だったからです。これが一昨年、私にとっての一番の衝撃的なことでした。
昨年のそれは、私の診ている子が学童保育で誤食によりアナフィラキシーショックを起こしたこと。手足が冷たくなり、ぐったりしており、もう少し遅ければ第二の死亡事故につなったような危険な状況でした。
今年は、ドクターヘリ騒動でしょうか。これも最近触れましたが、ソバ打ち体験で長野の山の方へ出向いたら、ソバ摂取後に運動することでアナフィラキシーショックを起こしてしまいました。普段からソバは食べていたので、全くの想定外の事故でした。山なので救急車では時間がかかるということで、ドクターヘリが飛び、救命して下さったという件です。
昨年と今年の事故は、どれも判断を誤れば死に直結するだけに、しかも私が関与していることで、講演で触れると参加の方々は真剣に話を聞いて下さいました。食物アレルギーの怖さが身にしみて伝わるエピソードかと思います。
私自身も、鉄魚があっという間にオヤニラミに食べられてしまい、最初は茫然自失となってしまいました。まだまだ講演活動が続きますが、突発的な事故が起きた際、いかに気持ちを立て直して対応するかが必要であるという例として、講演前の小ネタとしても時々使おうかなと思っています。



