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2014年11月14日 更新

昨日、新たな私のコレクションの鉄魚が、オヤニラミに目の前で食べられてしまうという衝撃的瞬間を見てしまったことを書きました。

その後、ミステリーがありました。鉄魚のほか、アブラハヤという小さめの川魚を買い、水槽に入れたため、オヤニラミを隔離する必要がありました。まもなく講演に出掛けないといけないため、とりあえず金魚を入れた睡蓮鉢に移動させました。オヤニラミは体長10センチもないため、自分よりも大きな金魚は食べられないので、そこに移したのです。

睡蓮鉢内で大人しくしていたのは確認しています。ところが、夜に帰ってきて姿を探しても見つかりません。コイならば見慣れない環境に移されると、水槽外にジャンプしてしまうこともあります。オヤニラミはそれだけの跳躍力はないと思います。

しかし、睡蓮鉢の中にも外にも見当たりません。ネコやトリが食べてしまうことも考えられますが、オヤニラミは上から見ると薄いので、他の金魚の方がよほど目立ちますし、それよりも何よりもこれまで金魚がネコやトリに盗られたことはありません。

まったくもってミステリーです。オヤニラミは川魚っぽくないルックスが気に入っており、今後も飼い続けたいと思っていました。どこに行ったんだろう!?。

前置きが長くなりました。添付の画像を見て頂きたいと思っています。これは専門機関がロタウィルスの発生状況をまとめたものです。

点線が薄紫、黄緑、緑、青、赤とありますが、それぞれ2010年、2011年、2012年、2013年、2014年を示しており、ちなみに赤は今年なので、途中までとなっています。

これをよく見ると、ロタウィルスの発生が年々大きく減少しているのが見て取れます。インフルエンザのように大流行する年とそうでない年があるということもあるのかもしれませんが、一つの要因として「ロタテック」、「ロタリックス」といったロタウィルス用の飲むワクチンを受ける人が増えていることが挙げられると思っています。

ちなみに、肺炎球菌、ヒブワクチンの予防接種も大勢の赤ちゃんが受けるようになっており、これは主として乳児期早期にかかると怖い髄膜炎を抑えるのが目的です。ワクチンの普及とともに髄膜炎の発生も減少しています。

こういう情報って、なかなか一般の方の目に触れないと思います。予防接種を受けるのも患者さん(というか、健康な赤ちゃん)であり、特にロタウィルスは自費なので、受けるかどうか判断するのは親御さんになります。

逆に親御さんの目の触れるようにこういうデータはどんどん出すべきでしょう。多分、初めてご覧になった方が多いでしょうから、言い方が適切かどうかは分かりませんが、閉鎖性を感じてしまいます。

もちろん、予防接種をやる医師側も知っておかなければいけないことですが、受ける側も知るべきことです。併せて副作用の状況などもオープンにすべきではと思っています。

食物アレルギーの負荷試験など、知られてしまっては困る医師もいるのかもしれませんが、こういうデータは誰も困らないと思うので、どんどん出して親御さんが予防接種を受けるかどうかの判断材料として頂きたいと思っています。