小児科 すこやかアレルギークリニック

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クラス4
2015年03月18日 更新

昨日は魚好きの少年の受診の日でした。

最近、私がタライロンやピラニアを飼い始めたことは、この場をチェックしているので、当然把握しています(笑)。リクエストにお応えして、プラックタライロンの画像をアップします。

淡水のシーラカンスと言われているだけあって、このふてぶてしい感じと言いますか、結構似ていると思いませんか?。お気に入りの一品です。

連日、負荷試験を行なっています。一昨日、昨日とソバの負荷試験を行なっています。ご存知の方も多いと思いますが、ソバは給食には出ないことになっています。

2年前に、東京調布市で牛乳アレルギーのお子さんが誤食により死亡という悲しい事故が起こりましたが、そのずっと前に北海道でソバによる死亡事故が起きています。それ以来、給食にはソバは出ないことになっているようです。

では、なぜ負荷試験をやるかと言うと、ソバを食べさせてあげたいという気持ちで検査をやっているため、給食だけでなく、家でも食べられるかどうかをハッキリさせてあげたいと思っているからです。

昨年、当院で診ている患者さんがソバ打ち体験の際にアナフィラキシーショックを起こし、緊急入院となりました。学校行事でこんなになることも有り得ます。

きっとアレルギー専門医でもそうだと思うのですが、ソバやピーナッツ、エビなどは数値が高いと負荷試験に躊躇するのではないかと思っています。これらは数値が高い=アレルギーが出るという印象を持っています。

昨年、この時期に負荷試験の盛んでない地域に転居される方に、今のうちにとピーナッツの数値の高いお子さんに負荷試験を行ないましたが、症状が出てしまいました。前にも触れましたが、ごく微量でショックを起こすのか、思った以上に食べられるかを把握しておくことは、親御さんにとって大事なことだと考えています。

昨日、負荷試験を実施したお子さんは、ソバの数値がクラス4、抗体価でいうとクラスの数値の隣に書いてある数字が30を超えていました。やはりやってみなければ分からないものです。

なんと、なんと1食分を完食してしまいました。最近は、症状が出るにしても、どの程度かを把握するための負荷試験も行なっていますが、こんなこともあるということを理解しておいて頂きたいと思っています。

数値だけで食べられないと決めつけることは悲しいことで、負荷試験ですから多少のリスクを伴いますが、医師も親御さん達も「やってみなければ分からない」という気持ちは持っていたいものだと思っています。