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「攻めていこうぜっ」
2015年12月24日 更新

昨日は、祭日でした。

仕事とは全く関係なく、趣味に関することで中国地方へ行ってきました。今回のテーマは“男旅”。息子と寝台列車を使い、旅をしてきました。

前日の火曜は仕事が終わったら、東京に出て、サンライズ瀬戸・出雲という寝台列車に乗りました。瀬戸って瀬戸内海の瀬戸で、高松に行く電車のようです。私の行く先は出雲方面です。

調べた路線で、間違いないはずの電車に乗ります。車内放送で高松なんて言葉も出てくるので、若干不安だったのですが、途中ですべてを理解しました。14両編成で東京を出て、岡山に着いたら、7両ずつに切り分け、一方は高松へ、もう一方は出雲へ向かうのです。

行きは、東京経由で、東海道を進み、岡山経由で中国地方の目的地に行き、帰りは岡山に出て、大阪から金沢経由で北陸新幹線も使い、帰ってきました。数えてみたら24時間で12都府県を回ったことになります。今年は学会が多く、週末がつぶれることも多かったので、年末になりましたが、“男旅”ができてよかったと思っています。

当院は違いますが、年末に飲み会が多くなることを想定してか、ドリンク剤のCMで音楽が流れていて「攻めていこうぜっ」というフレーズが出てきます。「あぁ、あのCMね」と分かってくださる方もいらっしゃるでしょう。

昨日、TBS系で芸能人のスポーツナンバー1を決定する番組をやっていました。イケメンでスポーツ万能。言うことなしじゃないですか。羨ましい限りです(汗)。

とても高い跳び箱を飛び越えたり、持久力勝負の縄跳びをしたりと、体力の極限に挑むようなことをやっていましたが、カチンコで臨み、男と男の意地のぶつかり合いって感じで、選手は目標をクリアすれば雄叫びをあげ、本気の勝負には感動があります。

本来、医療でも医師は病気とガチンコで勝負するので、ドラマや感動があったりします。小児科で、しかも開業医の場合、感染症など放っておいても治るような病気を多く扱っているため、感動を呼ぶようなことは滅多にありません。特に「攻めていこうぜっ」って感じのこともそうないのですが、当院ではあります。

当院の力の入れているぜんそく、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーにおいてです。ぜんそくはアトピー性皮膚炎は、いつも言っているように、慢性の経過を辿る病気で、適確に診断し、治療に結び付けなくてはいけない病気です。

特に年末が近づいてくると、「何とか平穏無事に年末年始を過ごして欲しい」と願います。年末年始のお休みを、不安に過ごして欲しくないのです。

ぜんそくやアトピー性皮膚炎が隠れていそうだと判断すると、普段では、もう少し様子を見て、慢性の経過を確認してから治療に移ることもあるのですが、年末年始は、少し早めに切り替えるようにしています。

休みであっても「あの患者さん、どうなったかな」と患者さんのことを思い出すこともあります。どちらかというと、普段から攻めの治療をすることもあり、それが効果的であることを経験していますので、年末年始など休みが長い時は、尚更攻めの治療を選択することが多いのです。

万が一、過剰だった場合は、治療が有効でなかったことを確認した上で、中止すればいいのでしょうが、だいたい治療がハマることが多いように思っています。

食物アレルギーも同じです。昨日も触れましたが、ピーナッツやイクラ、エビなどはアレルギー検査が陽性ということだけで除去を指示する医者が多いのですが、やはり攻めて、負荷試験に持っていくと、極端に数値が高くなければ食べられることが多いように感じています。

“当たり障りのない”、“守りに入った”ような医療をしている医師も多いように思っていますが、やはりある程度、「攻めの医療」って必要なんだろうと実感しています。それを一部の患者さんも理解されているようで、普段他院にかかっていても、年末年始の時はすかさず当院を頼りにしている患者さんも少なくないようです。お陰で、最近は忙しいのですが…。

患者さんの症状をよく見極め、「攻めていこうぜっ」って思っています。