小児科 すこやかアレルギークリニック

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2016年12月17日 更新

先日、キャラクターもののグミのお菓子を食べて、アナフィラキシーを起こし入院したお子さんの話をしました。

入院した病院の担当医は、グミを食べるなと指示しただけで、他のアドバイスはなし。疑問に思って、当院を受診された訳です。

数日前にお話しした通り、当院で負荷試験を行い、グミが原因であることを突き止めました。ここまでは、「グミは食べるな」でも正しいのかもしれません。

グミのお菓子の裏側に原材料表示がありました。最初は何だろう?と思ったのですが、人工甘味料などの可能性を考えました。以前の学会報告によると、食物アレルギーに専門的に取り組んでいる医師にアンケート調査したところ、12件の確定、および疑いのケースがあったようです。

エリスリトールが多く、次がスクラロース、キシリトール、ソルビトールとなっていました。今回、人工甘味料が原因だとすると、頻度も少なく、稀なようです。某一流メーカーに掛け合って、原材料をゲットしましたので、検査をしたいと思っています。

人工甘味料と決まった訳ではないですが、可能性が出た時点で、お母さんにはそのことを電話をしお伝えしていました。前医の「グミを食べるな」という指導が適切ではないので、当院で精査を行う前に他のものに含まれた人工甘味料を食べてアナフィラキシーを起こしてもらったら困ります。

お母さんが気づいたのは、意外かもしれませんが、歯磨き粉。現在使用中の子ども用の歯磨き粉に、今回のグミに含まれる人工甘味料が含まれていたのだそうです。先の学会報告でも、食品に含まれていたものが多く、歯磨き粉の症例もあるようです。ということは、歯磨き粉にも注意を払わないといけません。

あと、これも忘れてはいけないのですが、エピペン処方です。またグミなど原因食材を含んだものを食べてしまえば、アナフィラキシーを起こしてしまいます。そういう時のためにエピペン処方は必須ですが、専門でない医者はまず処方していませんね。

準備ができましたので、来週には皮膚テストを行い、グミの中の何が悪かったのか原因追及をしたいと思っています。