小児科 すこやかアレルギークリニック

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ここ数年で最多
2015年09月08日 更新

当院の夏季休暇を利用して、両親を連れてフランスに行ってきました。

今年の夏は暑かったです。西日が当たるとか、上がりやすい環境下なのでしょうが、自宅の私の部屋の温度計が38度を指している時はビビりました。

パリは最高気温がせいぜい25度くらいで、避暑に行っているような感覚でした。旅行から帰国してみると、特に夜なんて若干肌寒いくらいになっていました。「あっ、夏が終わってる」と感じました。

夏季休暇明けから仕事を再開した訳ですが、そういう気候の影響もあってぜんそく患者さんの調子が悪いようです。

当院の自慢は、ぜんそく患者さんの入院がほとんどないこと。日頃からゼーゼー言いやすい患者さんは、治療して予\防しているからだと思っています。1年を通してぜんそく発作で点滴する患者さんはほとんどいません。

最近はぜんそく治療が進化したため、アレルギーの専門病院でも発作入院が激減し、病院の経営に影響が出ているくらいです。医療の変な点ですが、頑張って治療すれば入院患者が減ってしまい、自分で自分の首を絞めるような状況です。

開業医の院内で咳き込みながら点滴をぶら下げている光景を目にすれば、そこはあまり専門的でないところかもしれません。そういう見方も大切だろうと思っています。必要な治療をせずに「発作を起こしたら、また点滴してあげるから」と平然と言う小児科医もいるくらいです。

話を戻しますが、今年は夏から手のひら返しのように秋になってしまった感があります。治療していてもゼーゼー言って臨時で受診される患者さんも多い印象です。ここ数年で最多という感じです。

気持ちではどの患者さんも「絶対にゼーゼー言わせたくない」と思っているので、ゼーゼーして受診されると、本当に申\し訳ない気持ちになります。中には酸素の取り込みが低下し、睡眠障害を起こしているお子さんもいます。こうなったら“いかにゼーゼーさせないか”ではなく、“いかに入院を回避するか”ということを考えて、治療法を切り替えています。

日頃から大勢のぜんそく患者さんを診ているので、こう気候が一気に秋に傾くと調子を崩すお子さんも多いのですが、今のところ当院を受診される患者さんに関しては入院を回避しています。

今日もそういう患者さんも受診されることでしょう。入院はいざという時には仕方ないですが、やはり入院すると家庭内のやりくりは大変です。秋早々にこんな事態になっていますが、患者さんと頑張って乗り切りたいと思っています。