小児科 すこやかアレルギークリニック

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たまには
2013年03月09日 更新

最近は、食物アレルギーの診断書の記載を求める受診が増えています。

ちょっと前までは、「負荷試験でシロクロつけたいけれど、現在はインフルエンザのため休止しています。再開の時期がハッキリしないため、今のところ現在の食べられる状況を記載しておきますが、再開したらどこまで食べられるか、シロクロつけていきましょう」と言っていました。

12日(火)から再開することを決定し、今は「診断書を少し待ってもらえるのなら、負荷試験をやってから記載しましょう」と言えるようになりました。

当院に一度でもかかっている患者さんなら、負荷試験の存在を知っていますので、「ハイ、分かりました」となりますが、初診の患者さんですと、「何ですか、それ?」となるため、負荷試験の話を一からしなければなりません。

私も知らないことは話せませんが、私が多くの患者さんや園•学校で「食物負荷試験」の話をガンガンしているため、周囲の医師もそのことはご存知のはずですが、医師の口から負荷試験の話が出ることはまずなく、“知っていても話さない”のは問題だろうと思っています。

医療って、病気で困っている患者さんに、医学的知識や技術を駆使して治療に当たるものと思っていました。そうではない“現状”に、私は絶望に近い感覚を抱いています。

ただ、開院当初は患者さん全員に負荷試験の存在を説明しなければなりませんでしたが、最近は「負荷試験をお願いします」という患者さんも増えています。私が上越の地で開業していなければ、開業して5年半経った今でも、負荷試験の存在を知っている患者さんは、ほぼ皆無であったであろうと思われ、負荷試験の希望者が増えるにつれて、「少しは努力が報われてきた」と実感できます。

再開時期が分からなかったため、負荷試験の予約が受け付けることができませんでしたが、ようやく予約ができるようになりました。負荷試験をしたくてもできず、患者さんにはやや後ろめたいような気持ちもありましたが、やっとそれもなくなり、シロクロをつけていくことができます。

今日のタイトルの「たまには」とは、たまには趣味の話を書こうかと思ったのですが、つい本業のことに触れてしまいました(笑)。

テレビでも取り上げられているのを見ましたが、「パンスターズ彗星」のことです。
http://www.astroarts.co.jp/special/c2011l4/index-j.shtml

これまでもヘールボップ彗星や百武彗星が話題になったことはありましたが、2000年前のことでした。今年は久々となる当たり年で、今回の彗星のほかに、11月にも「アイソン彗星」も肉眼でも見える彗星として愛好家の間では期待されています。

ただし、彗星が実際にどれだけ明るく見えるかの予想は難しいそうで、「パンスターズ彗星」は期待されていた程の明るさにはならないようです。それでもソコソコの明るさになるようで、何とか見えそうです。ただ、もう一つ壁があり、この時期の日本海側はスッキリ晴れ渡ることも少ないため、自分の目で見ることができるのかは分かりません…。元愛好家としては、ちょっぴり期待しています。

“元”と書いたのは、大学に入った頃から天文に関しては遠ざかりがちです。それでも医者になって、自分の給料で口径20センチの反射望遠鏡を買い、自動追尾装置やほとんどの人が知らないでしょうが、冷却CCDカメラも買い揃えたりしました。

特に開業してからは、一日の診療が終わると疲れきっているため、夜に星を観ることはほとんどなくなってしまいました…。

でもよく考えると、まだまだ開業医としての人生は続いていく訳で、何か趣味でストレスを発散していくことも大切なのかなと思っています。格好つける訳ではないですが、日頃力を入れている、負荷試験や園や学校に出向いての勉強会も「趣味」みたいなものになっているのかもしれません(汗)。

ちょっと肩の力を抜き、趣味で気分転換も必要なのかなと思う今日この頃です。