小児科 すこやかアレルギークリニック

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最終日
2011年10月27日 更新

先日、来月のぜんそくと呼吸器感染症の講演についての打ち合わせを行ないました。

と言っても、本格的な話はこれからで、ちょっとだけお話ししたという感じでした。私の方も週末の小児アレルギー学会の準備の途中なので、本格的に“のめり込む”のは学会が終わってからにして欲しいです(笑)。

養護の先生なので、もちろん病気に関しての知識は、他の先生よりはお持ちだと思います。RSウィルスの話も少し出ましたが、あまり気にしなくていいと思います。

例えば、今年大流行した手足口病ですが、当院で診た患者さんは圧倒的に幼児が多いのです。生後数ヶ月の赤ちゃんもかかり、「これくらいでもかかるんだ」と勉強させてもらったケースもありますが、どちらかというと例外で、幼稚園、保育園児が大多数でした。

小学生は数人診たくらいです。つまり、感染症はかかりやすい年齢があるのです。手元におたふく風邪の発症年齢のグラフがありますが、最多が4歳になっています。このデータによると、4歳、5歳、3歳、6歳、2歳、、、となっております。小学生もかかるけれど、幼稚園、保育園の時期にかかってしまっているお子さんが多いことが分かります。

今回の講演の対象は小学生以上です。RSウィルスも言わば乳幼児の感染症で、ゼーゼーして、呼吸困難を起こすのも乳児が多いので、今回の講演でその程度にとどめておいていいかと思っています。一方、マイコプラズマは学童期以降に多くなりますので、しかも誤診が少なくないので、養護の先生達に正しい知識を持って頂きたいので、この辺の話は欠かせないと思っています。

この講演でどういう話をしようかとふと考えている自分がいますが、週末に迫った学会発表を最優先で考えないといけないのですが…。

今は木曜の2時過ぎですが、今日が学会の準備のできる“最終日”と言えます。この夜のうちに発表スライドを完成させなければなりません。こんなに追い込まれています(大汗)。

学会は、大きく分けると偉い先生の講演と、一般演題があります。すこやか健康フェアに来て頂いた柴田先生は偉い先生なので、シンポジウムで講演される予定になっています。私の方は一般演題の方での発表です。

その一般演題ですが、大学病院やアレルギーを専門とした大病院に所属する先生の発表のオンパレードです。最先端の研究の成果も発表されるのです。そんな中、一般演題は全部で110件のエントリーがありますが、開業医は6人のみ。そのうちの1人が私になっています。

当院は医師が一人しかおらず、設備も限られます。ただ、開業医には開業医の役割があり、開業医目線の研究がある訳です。最先端でなくとも、発表する意味はあると考えています。小児アレルギー学会は、全国学会なので、ちょっとだけ胸を張れるのかなと思っています。

以前も書きましたが、平成14年から一般演題に応募し続け、これで10年連続11回目の発表になります。ちょうど1シーズン200本安打を連続で記録していたイチロー選手をもライバル視し続け、頑張ってきました(笑)。

今シーズンで、そのイチロー選手の連続記録が途切れました。それに対し、どんなコメントを出すのだろうと思っていましたが、「清々しい感じ。200本打つのって案外難しいんですよ。」という普通のコメントでしたね。

私もこれでイチロー選手の記録に並んだ訳ですが、来年は抜きさらないといけません。ちなみに、来年の研究発表の内容は決めてあります。今年の発表が終わらないにもかかわらずです(笑)。

ちなみに、今回の学会で新潟県の小児科医の発表者は私とあと一人の先生だけです。この辺も、新潟県のアレルギーの専門医の少なさを如実に表していると思っています。参加でさえも、例年多くないのです。私が発表しなければ、新潟県から0なんてこともあったと思いますので、もうしばらくは日々診療しつつ、学会活動も並行して頑張っていかなければならないと思っています。

昨日、医師には知識や技術の差が大きいことを、地域の患者さん達に知って頂く努力をしていると書きましたが、特に田舎は「休まない医院が偉い」、という風潮があるようです。それも正しいとは言えず、最新情報を得るために、医師にとって学会参加は不可欠であることも知って頂けるようにしていきたいと考えています。